鍵のかかった部屋 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 283
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041002865

感想・レビュー・書評

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  • シリーズものの3巻目。1巻目は読んだけど、2巻目は多分読んでない。
    トリックは正直どう考えても実現できんだろうと思われるものばかりなので推理は不可能だと思われる。わざわざ変な密室作んなくても、犯人だとばれないもう少し難易度低いやり方がありそうな。謎解き部分も、青砥弁護士がすぐ茶々をいれるので流れが絶たれてうっとおしい。
    最後の「密室劇場」だけ異様にテンションが高く、メチャクチャだが、一番よかったかも。脱力系笑いという感じか。

  • H28.9.18 読了。

    祖母からもらって読んだ一冊。
    てっきり、この一冊で「鍵のかかった部屋」の話丸々一つだと思っていたら、まさかの短編集。
    そこがまず、残念だった。

    あと、調べてみると本作は、
    榎本径シリーズの三冊目ということで、
    個人的にシリーズ物は最初から知りたい派だったのでそこも残念だった。
    シリーズ一作目から持っといてよ、ばあちゃん。。

    それぞれの話自体は面白かったと思う。
    どうやったらこの密室殺人が解決するんだろう?
    と気になって、割とサクサク読めた。

    が、最後の話「密室劇場」は糞つまらない話だった。
    何の為に入れたエピソードなんだろう?
    解説では爆笑編って書いてあるけど、
    爆笑する要素皆無だった。
    なんかせっかくの最後になんでこんなモヤモヤする話入れるんだろう。
    不思議。

    榎本径シリーズ一作目は長編らしいので、
    今度それ読んでみたい。

  • 3.5

  • 犯人が謎を解かれて苦しんでいる様子が描かれてなくて残念

  • 元・空き巣狙いの会田は、甥が練炭自殺をしたらしい瞬間に偶然居合わせる。ドアにはサムターン錠がかかったうえ目張りまでされ、完全な密室状態。だが防犯コンサルタント(本職は泥棒!?)の榎本と弁護士の純子は、これは計画的な殺人ではないかと疑う(「鍵のかかった部屋」)。ほか、欠陥住宅の密室、舞台本番中の密室など、驚天動地の密室トリック4連発。あなたはこの密室を解き明かせるか!?防犯探偵・榎本シリーズ、第3弾。

  • 短編集。青砥と防犯コンサルタントの関係も進展せず。長編の続きを書いて欲しいかな。

  • 貴志祐介さんの作品を読むのはこちらで2作目です。
    「悪の教典」を読んだ直後だったので、ワクワク感を期待していたのですが、単なる推理小説という印象で読了しました。
    あっと驚かされるようなトリックもなかったため、ドラマ化もされた人気シリーズだということですが、他の同シリーズを読もうという気にはならないかな。

  • 貴志祐介さんの密室トリックをテーマにしたミステリー短編集です。”佇む男”、”鍵のかかった部屋”、歪んだ箱”、”密室劇場”の4作品から構成され、其々のストーリーには弁護士・青砥と鍵屋・榎本の黄金コンビが登場し、密室トリックを暴いていきます。青砥、榎本コンビの”かるさ”もさる事ながら他の登場人物も”かるい”です。”密室劇場”の登場人物たちは正に個性のかたまり!お勧めですよ♪

  • 2015.09.18
    やっと半分くらい読み終わりました。
    ドラマは全部見てました。
    登場人物がちょっと違う気がするんですが、気のせいかな?
    あとで検索して調べてみよう。

    2015.09.23
    読了。
    ドラマを先に見ていたけれど、とても面白く読めました。
    最後の「密室劇場」は登場人物の名前にインパクトありすぎ(笑)

  • 「硝子のハンマー」のハードボイルドから、「狐火の家」を経て「鍵のかかった部屋」で大野君のドラマの榎本のキャラクターが完成した感じ。
    最終話の「密室劇場」に至っては、すっかり遊びで書いているのではないか?と勘繰るくらいスーパーライト級になっている。
    ドラマを見て大分経つので朧げだが、概ねドラマと同じ展開(ドラマが同じ展開)にミステリー感は半減だったが、十分楽しめた。

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著者プロフィール

1959年大阪生まれ。京都大学卒。96年『十三番目の人格-ISOLA-』でデビュー。翌年『黒い家』で日本ホラー小説大賞を受賞、ベストセラーとなる。05年『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞、08年『新世界より』で日本SF大賞、10年『悪の教典』で山田風太郎賞を受賞。

「2023年 『梅雨物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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