RDG3 レッドデータガール 夏休みの過ごしかた (角川文庫)
- KADOKAWA (2012年7月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041003701
作品紹介・あらすじ
RDG レッドデータガールとは絶滅危惧種の少女。
絶滅の恐れのある一定種の野生生物をレッド・データ・リストとして指定し保護するシステム。もしそれが野生生物だけではなかったとしたら……!?
『空色勾玉』の荻原規子氏が描く現代ファンタジー、RDGシリーズ第3巻が文庫化!
文庫3巻の発売に合わせて、キャラクター原案:岸田メル、P.A.WARKS制作によるアニメ化が発表されました。
感想・レビュー・書評
-
泉水子、成長してきたね~!
修学旅行で東京に行くのがやっとだったのに、生徒会の合宿が行われる真響、真夏の実家がある戸隠に自ら「行きたい!!」と言うなんて♫
彼女の成長に目を細めるばかりです(*^^*)
戸隠でも一波乱あるのですが・・
紫子さん、登場!なんか、かっこいいなぁ。
深行との関係が少しづつ縮まってる感じがなんだか微笑ましいし、
深行のツンデレ度、いい感じ♫全く気付かない泉水子もかわいいなぁ。
この本を読むと近所のおばさん化してしまう自分がなんとも・・・(>_<)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なんだろ・・・。
色々とこんがらがってきて分からなくなってきた。
複雑・・・。
真響(まゆら)の提案で長野へ合宿へ行くことになれば、そこで真澄(ますみ)が暴れてしまって・・・。
内容は面白いけれど、「どのようなお話?」と聞かれると、「うーん・・・。」と唸る作品。
でも、何かが動き始めていった泉水子かな。 -
夏休み。合宿。この言葉だけでワクワクしてしまう。
でも、そこは泉水子たち。何も起こらないわけがない。
戸隠とは不思議な場所だなと思ったし、宗田兄弟に関して色々分かったのは大きかったです。
ここぞと言うときには紫子さんが出てくるものですね。 -
泉水子、はじめて友達の家に遊びに行くの巻。
宗田きょうだいの実家、戸隠に行きます。
宗田きょうだいのことがよく分かりますし、生徒会やSMFの面々の顔も見えてきますね。
深行くんの表情が出るようになってきてて、読んでてめっちゃにやける(*^^*) -
だんだんと面白く、はまってきました。まだ夏休みは半分残っているので、早く4巻が文庫落ちして欲しいです
-
何度読み直しても面白い。
-
面白かった!
面白すぎてすでに6巻が文庫化されていないことに気を揉んでしまうほどです。
今回は、夏休みに泉水子と深行が執行部の合宿と称して真響の実家...長野の戸隠へ遊びに行くところからお話が始まりますが、雪政が猛反対したこともあり、確実に何かが起きると思ってましたが、壮絶でした。
やっぱり真響は危なかった!
でも結局、敵なのか味方なのか、どう捉えていいのかよくわかりませんが。
意外なところで和宮の登場もあり(っていうことでいいんですよね?)これからますます面白くなりそうだし。
とにかく毎回、読み終わっても謎が謎を呼ぶといった感じで...続きが気になって仕方ない! -
生徒会執行部は学園祭の計画を立てる合宿を真響の実家長野の戸隠ですることに。
愛馬タビが動けなくなり、向かう真夏。真夏の中でいろんな思いがあり、真響と真夏のすれ違った心から、真澄に連れていかれそうになる真夏。
和宮のこともビックリだし、紫子さんにもビックリ。
おもしろい。とまらない。。 -
夏休み編.学園内での勢力抗争に巻き込まれながらも,必死で,普通の高校生活を送ろうと健気に頑張る泉水子と,意図せずともそれに協力する深行.自分の力で変わろうと努力する泉水子が,ちょっとずつではあるけど,実際に前に進んでいる描写が多々あるのがとても微笑ましい.姫神の存在は圧倒的に謎だけど,そう簡単に予定調和な展開にはならないところが好感が持てる.
泉水子は段々と恋する乙女に,深行は段々とツンデレキャラになっていっている気がするのは,たぶん気のせいじゃないんだろうなぁ. -
世界遺産候補になる。その意味とは?
夏休み、ルームメイトの真響の実家・戸隠へ生徒会メンバーと合宿に訪れた泉水子。宗田の三つ子たちのことが少し分かる今回のお話で、泉水子は羨ましく思っていた姉弟の関係について考えさせられ、神霊に関わる覚悟について思い知らされる。友だちと向き合うことを学び、集団の中での過ごし方を学び、彼女が少しずつ大人へと近づいていっているのが分かる。
そして、いつもながら泉水子の無自覚な行動・発言に振り回されていないようで、しっかり振り回されている深行にも注目の一冊。 -
荻原規子の"RDG"シリーズの第3巻。泉水子が執行部合宿で戸隠に行った時のお話。泉水子の活動範囲が広がっていきます。前巻まででだいぶ前向きになったと思ったのですが、本巻では再び深雪や真響、真夏、真澄達との関係に右往左往しています。これも裏を返せば、泉水子が色々な事を自分の目や耳で確かめ始めているからこそなのでしょう。ただ、悪い方向へ考えてしまうマイナス思考だけは簡単に治りそうにないですね。結局姫神が何か分からないままですが、ラストの真夏を助けに行くあたりのシーンは面白かった。アニメで映像化されるかな?
-
読み終わるのにかなりかかりました。
RDG1,RDG2は比較的スラスラ~っと読めたんですが。
悪くはない。これから活躍しそうな登場人物が出てきているし、『舞い』がようやく発揮してきたから。
でも。
もやもやはRDG4で少しは晴れるだろうか? -
シリーズ3作め。簡単に読めるのに面白いなー。泉水子ちゃんのお母さんが出てきたことに「おっ!」と思いました。次作が早く読みたいです。
-
今回は三つ子の話が中心でした。
真澄の本当の姿について。真響と真夏の思い。
姫神についてもちょっと?(お母さんが出てきたのは大きいですよね)
いろんなことが明かされた気がします。
この三つ子が何倍もいとおしくなった気がします。
真澄が泉水子ちゃんに接触してくるのがなんか可愛いです。
雪政が出てくると異常ににやにやしてしまいます笑
深行とはまた違う要素があるんですよね~
深行が泉水子ちゃんの好みのタイプを気にしたりお酒飲んだ泉水子ちゃんを心配する姿が可愛いです^^*
仲良くなってるのか?笑
この二人の関係はくっついたり離れたり見てるこっちがもどかしくなるけどもなんか見守ってたくなるんですよね。
あと黒い羽の生えた深行とか超見てみたいです(真顔) -
今回は3つ子の巻。
そして泉水子の試練の巻でもあったかな。スリル満点でした。
泉水子が一冊追うごとに成長していく姿はやっぱり可愛いですね。
素直で、弱虫なのにいざという時には突っ走ってしまうところも大好きです!
そして、そんな不器用な泉水子をなんだかんだ放っておけない深行も、見ていてニヤニヤしちゃうほど可愛い。
素直じゃないんだから。
話の流れでは、学園設立の目的やその中で奔走する生徒たちの思惑などが見えてきて、未だベールに隠されたものの大きさにドキドキしてしまいました。
いったいこれから、泉水子たちに何が待ち受けているんだろう!
そんな中でも合宿や友だちの家でのお泊まりを通して、みんなの子供らしさも見れたところにホッとしました。
深行もあんなスカしてるけど、やっぱまだまだ男の子なんだな。 -
舞台が整った、と言う感じ。うまくいえないけど、加速がついたかのように物語が流れ始めました。どうする、泉水子、と言う感じ。