- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041003794
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
ハルチカシリーズ第三弾。
▼収録作品
「イントロダクション」
「ジャバウォックの鑑札」
「ヴァナキュラー・モダニズム」
「十の秘密」
「空想オルガン」 -
穂村チカは、憧れの草壁先生の指導のもと、吹奏楽の“甲子園”普門館を夢見る高校2年生。同じく先生に憧れている、幼なじみの上条ハルタと、恋のさやあて(?)を繰り広げながらも、夏の大会はもう目前。そんな中、どうも様子がおかしいハルタが、厄介な事件を持ち込んで…!?色とりどりの日常の謎に、頭脳明晰&残念系美少年ハルタと、元気少女のチカが立ち向かう!絶対に面白い青春ミステリ、“ハルチカ”シリーズ第3弾。
-
吹奏楽の“甲子園"――普門館を目指す穂村チカと上条ハルタ。
弱小吹奏楽部で奮闘する彼らに、勝負の夏が訪れた! !
謎解きも盛りだくさんの、青春ミステリ決定版。
ハルチカシリーズ第3弾! -
今回もトリックに驚かされたしほんとうに意外で頭いいな〜と感心してしまった…。吹奏楽やってたわけじゃないけど、うまい演奏じゃなくて聴いてて疲れる演奏が良いって描写、すごくチカちゃんたちっぽくてなんとなくわかるな〜って思いました!
-
ハルチカシリーズの第3巻。この巻の途中までがアニメで放映された話で、その後はアニメでは放映されなかった東海大会の様子など。ハルタの残念美少年ぶりが他の巻よりも際立っていた印象。
-
ハルチカシリーズ3作目。今作は地区大会を舞台にし、その裏で起こった謎を推理力を駆使して解き明かす。吹奏楽のコンクールにまつわる裏側も書かれて、常連校でなく、無名校が賞をとってというどの学校も目が離せない面白さも感じる。ヴァナキュラーモダニズムの話では不動産と貯金箱との関連性、ハルタの姉が出てきて、謎解きの鍵となったり、おじいさんの味のある人柄が良い。表題作は、オルガンのもう一つの意味が結末を表していて少しばかり驚いたこと、繋がる一つの命を感じ、地区大会後の部員の安堵感、充実感が青春さ溢れていた。
-
図書館で。
ギャル吹奏楽部のお話が面白くもちょっと切ない。今度S.キングの小説作法読んでみようかな。
全然進展しないようで毎日は過ぎていき、物事や季節は変わって行く。彼らの成長ぶりが吹奏楽部のスケジュールと共に見れてとても面白い。そして今度こそ芹澤さんは仲間になれるのかな?というわけで次も楽しみです。