さよなら私 (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041004661

作品紹介・あらすじ

「自分」へのこだわりを捨ててラクに生きよう。仏教でいう「空(くう)」を知ろう。そもそもは何もないところから生まれ、何もないところに帰っていくだけのこと。気持ちが軽くなるMJ的人生指南。

感想・レビュー・書評

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  • 勝手に、もっと笑いを求めて読み始めましたが、結構真面目な内容です。自分というものを俯瞰で捉えて、自分というものの存在自体に大きな意味を持たせず、淡々と生きていくことが大事なことなのではないかと私は感じました。もう一回、読んでみたいと思います。

  • 仏教がお好きなんですね。仏教の思想には以前より興味を持っていたので、勉強したい欲が高まりました。
    ただモテの話の時、時代遅れおっさん的女性差別発言が多くてげんなりです。何年前に書いた本か知りませんが、ちょっとびっくり。そういう人だったんだ〜とネガティブな印象を持ちました。

  • みうらじゅんさんが提唱する「自分無くし」自分探しに疲れた人にはしっくりくる言葉ですよね。20年前に知りたかったですわ。
    小分けになっているので読みやすいけれど、もうちょっと長めの文章で読みたかったかな。

  • 「思い返せば不安でなかった時など一日たりともない」「人は誰しも寂しい」「たまにいいことがあったら儲けもの」とこの人に言われると、そうか自分の悩みや不安などあって当然、考えるまでもないのかとちょっと気が軽くなる。これだから時々MJ読みたくなる。

  • ズバズバーっと染み込んでくる言葉たち。
    書き出して心に留める。


  • 「自分」なんてそもそもなくて、脳がつくった幻だから、いかに自分をなくせるか、あきらめらるかが大切。自分探しの旅とかじゃなく、自分なくしの旅を。

  • 終わりあるはじめに
    いくつになっても、生きることに慣れないのは毎日が新しいの連続だからです。
    似たような毎日に退屈を覚えることもありますが、実は微妙に違っていることに気がつかないだけなのです。

    みうらじゅんさん冒頭のメッセージ
    終わりがあることを毎日意識して生きたい

  • 欲や見栄、煩悩が翻弄して悩む私は一体何者だろうか。そもそも私は存在するのか、という哲学的観点を煩悩へと差し戻していくサイクルが心地良い。平等とは何か。それは人それぞれ違うということを認めることが平等です。と言ってのける筆者の多様性肯定に感嘆する。全ては無にかえるのだから些事に悩むな、珠玉の人生訓となる。

  • ゆるエロ本。だけど真理。
    「自分」なんてものはなくて、ないのにそれがまわりからどう思われてるか、なんて考えてしまうから悩みが生じる。
    のんきは才能。

  • Kindle Unlimitedで読了。

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著者プロフィール

作家・イラストレーター

「2022年 『ベスト・エッセイ2022』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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