ROBOTICS;NOTES 1 キルバラッド・アノテーション (角川スニーカー文庫)

著者 :
制作 : 5pb. 
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 54
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041004944

作品紹介・あらすじ

2019年、夏。失踪した母親を捜して種子島にやって来た神代フラウ。大ヒットゲーム「キルバラッドON‐LINE」を制作した美少女天才プログラマー(そして真正の腐女子!)である彼女は、巨大ロボット製作に関わる地元の少年・八汐海翔と出会い、協力関係を結ぶ。だが人類滅亡を予言した「君島レポート」との出会いが二人の運命を大きく変える-。大ヒット作『STEINS;GATE』に続く「科学ADV」シリーズ最新作が遂にノベライズ。

感想・レビュー・書評

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  • ゲームでは「狙いすぎだろ。オタクなめんな!」と叩かれたデュフフの「こなちゃん」「フラウたん」に案の定、私は、何の問題なくハマってしまいました。
    本書は「神代フラウ」視点でストーリーを進める趣向です。
    富士見ドラゴンが原作準拠主人公カプ視点、電撃がMr.プレアデス視点の前日譚と偉大な前作の影響でノベライズのバリエーションも多いですね。
    スニーカーの本作は、そんななか非常においしいキャラを全面に出した作品かもしれません。
    ?メリット フラウの心理描写が豊富
    フラウのとてつもなく痛い腐女子言動が、対人交流のテレと母を追い求める悲しさからの逃避だという心情がよく説明されている。
    フラウは、UMISHO先輩に既に惹かれているが、鉄板のウザイ部長先輩の存在も知っている訳で…。王道三角関係期待。
    ?デメリット ヒロインが重度のヒキオタなので場面転換等原作と違う味を出しにくい。
    その代り、東京組とのネットのやり取りに重点が置かれている。怪しいヤツいるし。
    でも、フラウが徒歩10分の伊禮商店にいちごポッキーを買いに外出するところは、なぜか妙にエキサイティング。
    実際のモデルの建物もそれ位の距離なのだそう。
    フラフも、通りすがりの南国少年に萌えているし。デュフフ。

    次巻以降も追いかけてみる予定です。

  • テレビ仕様のおもんない方の話。
    ロボットなめんな。

  • 面白かったけど、アニメだけみてる人には、これらの情報が提示されないってのはやり過ぎな気がするなぁ。個人的に。

  • フラウ視点で進んでいく物語。
    本編以上にフラウストーリーが好きだったので、厨二なフラウ主観のこの話は面白いですしおすし。
    こごーりみなみの確信に迫る2巻目が待ちきれん。デュフフ。

  •  原作ゲームもアニメも未プレイ未視聴。
     この一冊だけだと全体像を把握しきれない。ただそれでもフラウのコミュ障っぷりにドギマギしているだけでも楽しかったりしました。

     アニメ楽しみ増。

  • "ROBOTICS;NOTES 1 キルバラッド・アノテーション"岩佐まもる著 角川スニーカー文庫(2012/09/29発売)
    ・・・少女・神代フラウ。彼女の母親はアニメ”ガンヴァレル”の監督であった。が、”ガンヴァレル”は最終話直前に制作関係者13人が死亡。その現場から何故か”生き残った””生き残らされた”母親は家族を守るため姿をくらませる。
    その失踪の四年後、”ガンヴァレル”を元にした世界的格闘ゲーム”キルバラッドON‐LINE”のプログラマーとなったフラウ。彼女は”キルバラッドON‐LINE”ランキング5位の八汐海翔という高校生からホビーロボットのプログラム作成依頼を受ける。奇しくも八汐が住まうのは失踪したフラウの母が最後に目撃された”種子島”であった・・・。舞台は種子島へ!!
    ・・・ゲーム”ROBOTICS;NOTES ”の”神代ルート”の小説版かと。(私はゲーム未プレイ)種子島へ引っ越しし、掲示板用語を多用・相手から”?”で返されるフラウや、基本引きこもりの彼女が八汐や八汐所属のロボ部の面々と頑張ってコミュニケーションをとるシーンが微笑ましかったですね。”ROBOTICS;NOTES ”の神代ファンや陰謀論的な話が好きな方にお勧めかと。
    ・・・次巻の予告。
    ”消えた3人のキルバラプレイヤー”
    ”流失した「ガンヴァレル」最終話の秘密”
    ”世界を巻き込む巨大な陰謀を相手に、フラウと海翔の孤独な戦いが始まるー。”
    やっぱ、XBOX360と”ROBOTICS;NOTES”買うかな。(笑)

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著者プロフィール

ライトノベル作家。「コードギアス 反逆のルルーシュ」「コードギアス 反逆のルルーシュR2」シリーズ(角川スニーカー文庫)、「七つの大罪 セブンデイズ」(講談社ラノベ文庫)などのノベライズを手がける。

「2022年 『雨を告げる漂流団地』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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