レ・ミゼラブル (上) (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041005743

感想・レビュー・書評

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  • 「君が私に示したのだ、愛する事が真実なのだと」ジャヴェール警部の最後の言葉にこの本に貫かれている思想が全て集約しているように感じました。愛するとは自己犠牲精神。ジャンバルジャンほど他人の幸福のために生きた人物はいないのではないでしょうか・・。そこに人生の真実をみたような気がします。

  • 長いこと読みたいと思っていたが、長い物語のために手を付けていなかった。
    映画を観る機会はあり、映画が大変面白かったため、その次の日には本を購入していた。
    あまりにも面白いので、仕事中でも続きが気になるほど。
    一週間ほどで上下巻読破していた。私の中ではとても早い読了である。
    コゼットが嫁ぐ前後の展開はしゃくりあげながら読んだ。
    私が結婚のために家を出た時期に読んだため、ぐっときてしまう。

    今はきらびやかな都のイメージのあるパリだが、もともとは不潔な街のようだ。病気が流行ったことが頷ける。
    本書は原作の内容を削っていたということに読了後に気付いた。次は完訳版を読破したい。
    『モンテクリスト伯』は中だるみしながらも完訳版を読破したが、読了後の爽快感は格別であった。『レ・ミゼラブル』でもまたこの気持ちを味わいたい。

    私は『レ・ミゼラブル』という題名より、『ああ無情』のほうがピンとくる。
    『レ・ミゼラブル』のほうが一般的になったのは最近のことなのだろうかとぼんやりと思った。銀の燭台の件は道徳の教科書で読み、面白いと感じたことを覚えている

  • 1番好きな物語です。さすがです。

  • 好き人生とは。

  • ジャン・ヴァルジャンとジャベールはクソ真面目でマリウスは大馬鹿だ

  • 原作も素敵です

  • まずは登場人物の名前や特徴を覚えるのに苦労しました。当時の時代背景の描写がはっきりしているので、貧富の差などが明確だった。

  • 現代日本の朝ドラと昼ドラを合わせたような展開に、社会派エッセンスをまぶした娯楽大作!
    でも、これはダイジェスト版で、メインストーリー以外を端折っているというのだから、発表当時は作者のやりたい放題で結末が見えないまま書いていたんだろうな。

  • フランス革命後の混乱期、貧しさがその人本来の善良さも蝕んでいく。とにかく主要人物が不憫。
    前半の人生の辛さが、ジャン・バルジャンがコゼットと一緒にいることで幸せを感じられたのがどれだけ救いになったかを際立たせてる。


  • 国も時代も異なる世界であるのに、引き込まれる。
    登場人物の心の動きの描写がすごい

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著者プロフィール

1802年-1885年。フランス・ロマン主義を代表する詩人・小説家・戯曲家。10代の若さで詩人として国王ルイ18世に認められるなど、早くから頭角をあらわす。すぐに戯曲や小説を発表するようになり、1831年に『ノートル=ダム・ド・パリ』、1862年にフランス文学界の頂点といわれる『レ・ミゼラブル』を発表して、不動の名声を獲得。政界にも進出したが、激動の時代により亡命生活も経験している。

「2022年 『ノートル=ダム・ド・パリ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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