蒼の狼は華を愛でる 危険な求愛者 (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 55
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041005989

作品紹介・あらすじ

最愛の老師を殺した人物が利祥だとわかりつつも、珪華はいまだ彼への想いを封印できぬままだった。困惑する珪華に、元皇帝の利佑は「利祥に手出ししないかわりに、お前は彼のものにはなるな」と契約を持ちかけ、条件を呑んでしまう。さらに珪華は、老師の息子で幼なじみの景舜と出会い、運命に飲み込まれ!?「俺にはお前が必要だ」秘められた利祥の想いと、危険な独占欲が暴走する、危険なラブ大増量の第3弾。

感想・レビュー・書評

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  • あの場を抜け出した少女に、あの場を作り出した男は
    契約を持ちだした。

    いや特にそれを律義に守らなくてもいいのでは? と
    突っ込みたい気がしなくもないです。
    が、破ったら粘着質に何かしてくれそう、ではあります。
    何だかこう…今回、いちゃつきというか
    接触が濃かった気がします!w
    とはいえ、半分部下に持っていかれてますが。

    親切に見せて、実は腹黒、というお約束展開も。
    しかし彼、どうして放置された状態になったのでしょう?

  • 前の巻から出てきた老師と祥の関係があっさりとかれ、新しいキャラクターも爽やかに登場。こういうの、他のライトノベルでも読んだことあるので目新しさを感じずに読了。
    一冊目の謎を2冊目で解決して、2冊目の謎を3冊目で解決。こういう動きをしているとすごく薄っぺらい気がして私はあまり好きではないのですが、次の巻が最終巻。今までの最大の謎は…やはり珪華の出自。こうなったら祥と兄弟であることを望みます。彼の両親もあまり大きく取り上げられてないので。あ、佑でもいいですけど(笑)。

  • 元皇帝に「利祥に手を出さない代わりに彼のものになるな」と片耳の耳かざりと共に約束させられ想いとは裏腹に距離をとっていた珪華。でも事件に巻き込まれていくというか自分からかかわっていくというか。胸の痣があるからしょうがいないですね。なんだかんだ言いつつスキンシップの多い巻でした。

  • 既刊3冊一気読み。

  • 3巻目。相変わらず言うこと聞かない珪華で、祥の命令で旅を共にしてた雷牙もかなり苦労したでしょう。雷牙と珪華がちょっといい感じだったんで、それにヤキモチやいてる祥に、ニヤついちゃいました。

    祥は珪華一筋で、珪華はフラフラして自分の気持ちに全然正直じゃないけど、意外とモテてるところは、前作「赤き月の巡るころ」と同じ感じもします。

    ニセモノの宝玉の話で殷陽にやってきた一行の前に、珪華の幼馴染みの景舜が現れ、彼の正体は玄陽の息子。珪華にも祥にも悪意を持っている感じで、最後には佑の元にも現れ、なんかまたきな臭い予感です。

    はや、次巻で最終巻みたいですけど、ちゃんと終われるのか疑問。
    最後はやっぱ、笛と宝玉が揃って・・・ってことでしょうけどね。
    次巻は3月。またちょっと待ちです。

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著者プロフィール

4月22日生まれ、愛知県在住。第6回角川ビーンズ小説大賞にて<奨励賞>受賞。2009年に「赤き月の廻るころ」でデビュー。その他の著作に「蒼の狼は華を愛でる」、「薔薇は王宮に咲く」「巫女華伝」がある。

「2023年 『後宮の錬金術妃 2 悪の華は黄金の恋を夢見る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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