万能鑑定士Qの推理劇IV (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041006078

作品紹介・あらすじ

「万能鑑定士Q」に不審者が侵入した。変わり果てた事務所には、かつて東京23区を覆った“因縁のシール”が何百何千も貼られていた!公私ともに凜田莉子を激震が襲う中、小笠原悠斗は彼女を守れるのか!?

感想・レビュー・書評

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  • 推理劇シリーズ第4弾。
    贋作界のドンである、コピアとの直接対決を描いた作品。『αシリーズ』の登場人物ががっつり登場するため、そっちを先に読めば良かったという思いも持ちつつ、それがなくても読みやすい作品です。
    最初は、彼女の店が荒らされるところから始まりそれを起こしたのが自分が過去に関わった事件の関係者であることが明らかとなり、その先にはコピアというとんでもない人物に行き着いて、、、という惹かれるような展開にとても楽しませてもらいました。ちょいちょい、メタ発言もありつつ莉子の家族や仲間が狙われていくというハラハラな展開がとてもばらすがよく心地よかったです。コピアとの対決はあっさりしていたのでこれでは終わらないと思いつつ、推理劇としては一旦の完結。これからの動きも読んでいければと思います。

    この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。
    凜田莉子:佐藤聡美
    小笠原悠人:寺島拓篤
    葉山翔太:中村悠一
    荻野甲陽:平田広明
    宮牧拓海:福島潤
    瀬戸内楓:鬼頭明里
    氷室拓真:緑川光
    浅倉絢奈:花澤香菜
    壱条那沖:小野賢章
    能登廈人:銀河万丈
    凜田盛昌:千葉繁
    凜田優那:井上喜久子
    凜田タキ:野沢雅子
    津島瑠美:ファイルーズあい
    浜中清隆:高橋英則
    筑紫耕治:市來光弘
    弧比類巻修:関俊彦
    謝花和希:増田俊樹
    謝花玲:畠中祐
    辻浦美咲:石川由依
    熊井修太郎:松田健一郎

  • 万能鑑定士Qシリーズの完結編(?)という感じ。ちょこちょこと懐かしいキャラクターが出てきたりして、物語を広げていく割にはチープな終わらせ方。著者の本は、とにかく読みやすさと展開の早さは良いのだが、どうも謎解きは中途半端。そろそろライトミステリーも限界かも。世の中の流れに合わせた主題を選ぶのは上手いので、新しいシリーズが出てくることを期待したい。

  • うーん。。。これが最終巻のようですが、消化不良でした。
    コピアとの対決は「ん?これで終わりなの」と思うような内容
    でした。
    最後が一番つまらない内容だったのではないかと思います。
    コピアのつかまり方がなさけない終わり方でしたね。
    住居不法侵入で逮捕とおもっていいんでしょうか。希少価値が
    あるお酒を盗むためだったとは。。。それも200万程度ですし。
    せっかく3人娘の総出演だったのですが、少し残念でした。

  • 登場人物勢揃いで豪華だなあ、と思って読み進めてましたが、どうも尻窄みな感じが…。これでシリーズ完結だとしたら少し残念です。

  • これで終わり?
    久々によろしくないな。

  • 【2023-026-1629】図書館より。

  • なんか、オールスターって感じだったね。
    華蓮と絢奈と莉子。いい関係でほほえましい(^^)。二人とも、莉子をいじめるのが若干お好きみたいだけど、まぁそのバランスがこれまたいい感じ!
    謝花兄弟、悪い人たちじゃなくてなんかうれしかったし!
    半面、コピアなる人。お店や、小笠原の会社やおばあちゃん、大切なものから攻めていく具合は恐怖だったけど、ラスト、あっけなかった(^^;
    そして、新たなる道へ。。。やっと小笠原の思いも届いた?ってか、会社の人事が素敵すぎない!?

  • 積ん読(何年積んだ?)の消化,その2.

    「じゃあね、八兵衛」
    『万能鑑定士Qの推理劇5』でまた会おう!

  • 莉子華蓮絢奈集合
    ハッピーエンド!

  • 「万能鑑定士Q」に不審者が侵入した。無残に荒らされた事務所に貼られた何百何千という物体。それは、かつて東京23区を覆った“因縁のシール"だった! さらに波照間島に帰郷を勧める父が現れ、『週刊角川』を揺るがす盗作問題が起きるなど、凛田莉子を公私ともに激震が襲う。小笠原悠斗は莉子の窮状を救うことができるのか? 浅倉絢奈、雨森華蓮も登場する特別編。すべての決着は波照間島でつく!!「Qの推理劇」シリーズ第4弾。
    (2013年)

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著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2023年 『高校事変 16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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