花神遊戯伝 よろしく誓え、この異世界 (角川ビーンズ文庫)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2013年1月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041006412
作品紹介・あらすじ
どこにでもいる、ごく普通の女子高生だった。昨日までは-女神的存在"緋宮"になった知夏の、大地を守る神花が咲かない!花が咲かなければ、悪鬼に国が襲われ、国を守る神様が去ってしまう。知夏は神々を引き留めるため、直談判を決意する。だけど、クセ者ぞろいの緋剣たちと神門に行く途中、知夏は麗しきケダモノの王・遠凪と再会し!?待望の第3弾。
感想・レビュー・書評
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バンバン傷つきバンバン死にますなぁ。逆ハーレム状態に浮かれては居られません。長さんだって別に悪いことした訳じゃないよねえ。ところで前緋宮・架々裏さまの相手って誰なんだろ?
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はじまりの終わり。知夏の決意。緋剣ズの緋宮大好きっぷりとじゃれっぷりにときめきつつ、知夏のへたれっぷりに癒される。なのに物語展開的には結構なドシリアス…。この絶妙なバランスがとても私好みで幸せです。
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神花が咲かない。
やせ細る地をなんとかしたいと願いながら、その地を去り行こうとする神を説得ながら、神門を目指す。
”緋宮”としてより、一人の人間として誰かに傷ついて欲しくないと必至な知夏の叫びが痛く切ない物語でした
深く細かな世界感と、彼女を支える”緋剣”の面々に萌えながら、小出しだった滸楽一族”や、その王である遠凪との全面バトルと、
彼女の決断は?の 岐路の展開で大変面白かった。
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-2638.html -
緋宮という女神的存在になった女子高生、知夏。だけど、大地を守護する知夏の神花が咲かない。 けだものたちが国を襲う楽奪い月まであと少し。知夏は国を去ろうとする神様と直接話し合うことに。
毎度ながら、この作者さんの世界観の深さには驚かされます。異世界ってきっと本当にこんな感じです。
相変わらず容赦ない展開。少女小説的に仲間が死ぬとか、多数の犠牲が出るとか、ないとは思っていても、この作品ではありえると思ってしまいます。そこがいいのですが。
白雨さんのイラストが素敵!そして表紙も! -
【請求記号】 B/913.6/イ-2/3
【登録番号】 11672
【資料ID】 1001011672