- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041006511
作品紹介・あらすじ
時は平安。稀代の大陰陽師・安倍晴明の末の孫で、半人前陰陽師の昌浩。出雲で人を滅ぼす黄泉の軍勢を食い止めた昌浩は、その時の後遺症で霊力を削がれたうえ、陰陽師に必要不可欠な『眼』までをも失ってしまう。しかも、大切な相棒である紅蓮も昌浩の記憶を失い、彼に辛く当たるように。そんな中、郷では心が壊れたり行方不明になる人々が続出していて-!?大人気の見習い陰陽師物語、待望の「天狐の章」開幕。
感想・レビュー・書評
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晴明の孫ともっくんの掛け合いがないのは、さびしい。辛さが伝わってくる。心が張り裂けそうになりながらも、必死に頑張ろうとする昌弘に心打たれました。
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やっぱいいなー。とても楽しかった。物の怪、あやかし、妖怪、十二神将、陰陽師、わくわくする。今後の展開が超楽しみ。
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騰蛇の記憶から昌浩の記憶だけを消したことにより、その後今までの騰蛇と違うことに深く傷つく昌浩。
最終的に記憶が遡るということで昌浩のことを思い出してホッとした。 -
泣けた。
もー昌浩の痛みが辛くて辛くて。
成親がよい兄で良かった。兄の顔見たら我慢していたものが剥がれ落ちて泣いてしまう昌浩がもー可哀想で可哀想で。
どのように騰蛇が、昌浩の事を思い出し紅蓮に戻るのかも思っていたのだけど、なるほど。うまい。 -
2013.9.13am 3:36読了。ラノベ。息抜きに手にとった。いつのまにか物語に引き込まれる。シンプルな表現で、生真面目に登場人物の心情全てを説明している。そのため、登場人物の気持ちを想像する余地が殆どない。受け身の読書になってしまった。頭を空っぽにして読み進めることができるので、本を読みたいけれどもなぜかやる気が出ない、考えない読書をしたいときにおすすめ。とりあえず記憶が戻って良かった。戻り方はそれでいいのかと思ったけど。
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どうなることかと思った。号泣。成親いい人。
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シリーズ新章。今回の話は玄武・太陰・六合、勾陣があるいみ主役かな。
騰蛇(紅蓮)以外の12神将が活躍。新鮮さがあった。