まみさんの感想
2013年7月22日
遺品蒐集を趣味とする青年・高坂和泉は、様々な死を描いた一連の 絵画<死者の行進>を集める中で、好奇心旺盛でお節介な駆け出し カメラマン・国香彩乃と出遭い、遺品をめぐる厄介な事件に関わることに・・・ 写真家の遺児のもとに現れるお化けの正体、老地主の奇妙な遺言ゲーム 亡き恋人からの最後のプレゼントの行方___故人の想いを ”鑑賞”する和泉が見つけ出す真実とは? 生と死をつなぐゴシック・エンタテイメント。 死が絡んでくるけどそんなに重くない、サラッと読める 大人しいマイペースな主人公和泉が死者のメッセージを読み取る んだけど、カレの後ろ向きな怪しい感じのキャラは好きです 国香のお節介、うっとおしいキャラはあまり好きではないけど やっぱりそういうキャラが出てきたほうが面白いという事なのか 図書館戦争の郁のキャラも最初は嫌いだったなぁ最後は好きになったけど ・・・・これ、一応ホラーなんだ~・・怖くは無い
1985年、静岡県生まれ。 2007年にwebサイト「Nosferatu」を開設。創作小説を書き始める。『蛟堂報復録』でアルファポリスミステリー小説大賞を受賞し、書籍刊行へと至る。他の著書に『呪症骨董屋 石川鷹人』(アルファポリス)、『ペットショップ夢幻楼の事件帳』(角川書店)、『宵闇の王国 路地裏の吸血鬼と俺の事件録』(TOブックス)などがある。 「2018年 『蛟堂報復録9』 で使われていた紹介文から引用しています。」