花宵の人形師 あるじ様の熱情 (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.68
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本棚登録 : 76
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041007266

作品紹介・あらすじ

「何も言うな。そばにいる。…だから、心配するな」平凡女子高生・あかねと俺様形人師・美言は忽然と姿を消した同居人・ルイスを救出するためフランスに旅立つことに。しかし旅先で夫婦と勘違いされ、一夜を共に過ごすことになってしまう。あかねへの感情が恋だと自覚し始めた美言は、ある決断を下し-!?ついに明かされる過去の因縁と、動き出す美言の熱情。『華鬼』の梨沙が贈るひとつ屋根の下"キケンな恋"完結巻。

感想・レビュー・書評

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  • もはや人形よりも死神物語、ルイス物語である、という状態から、華麗に取り戻したなあ。
    暫くはハーレムものって結果的にこんなにつらいのか!とルイスに同情しまくりだった。
    一番先に自覚して行動したのになんて切ない立場……。
    美言ルートにすっかり馴染んでしまえば可愛いの宝庫だった。
    美言さん、理由なんか後付けで、(赤ちゃんみたいなもので(?)、)単純にずっと抱き上げていたいんでしょわかるよ……。

    ルイスを軸に、フランスに探しに行ったりがっつり前世が絡んで来たり、クラシカルロマンチックな感じが予想外ではあるものの、違和感はないし結局収まりも良い。
    少女向けレーベルという枠組みの中でみっちり遺憾なく良さを発揮していて、ラストはちょっと軽すぎてあれだけど(笑)、ターゲット層ではないにもかかわらずふつうに楽しめちゃう楽しさだった。
    満喫した。

  • 3巻目読了。
    美言さんのこと、ますます好きになりました。
    読んでいて楽しかったです‼︎
    ルイスくんやリョウくんの出番があまりなかったのが残念ですが……。
    どんな形であれ、続きが出てほしいです。
    その後の人形屋敷の様子とか知りたい。

  • もっと鬱々と重い雰囲気になるかと思いましたが、そうでもなく、乙女ノベル的なキュンと、多少のコミカルさも混ぜ込みの、囚われルイスの男の切なさが苦しいラスト巻でした。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-2586.html

  • これで終わりかぁ…
    このシリーズ好きだったから残念。

    一応の決着はついたけどやっぱり
    もうちょっと続けてほしかったなぁ

  • 最初、あかねがちょっと…と思っていたけど、そんなことなかった。かわいいよあかね。

    これで最終巻とは、残念なような気もするが、ちょうどいいとも思う。

    おいしくいただきました。

  • 発売が楽しみ!!(1月4日時点)
    本日購入、先ほど1回目読破後2回目の読破!
    梨沙さんらしいストーリー展開で、緊迫感のある状況にもかかわらず、あかねの愛らしさが浮き出す浮き出す。
    全3巻という事なのですが、もう一冊出すとその他のキャラクターの魅力が出てよかったような気がします。
    特にリョウ君!私的にはピンで好みなのはリョウ君でしたね!カップリングは断然、美言×あかねです!
    リョウ君の扱いが、何だかぞんざいな感じに思えて…。
    もうちょっと彼に光を当てて、最後のあぁなった展開が知りたいです。
    …しかし、梨沙さんの作品は必ずピンのキャラクターとカップリングのキャラクターが一致しない私です。
    (いい例が『華鬼』ではピン・光晴カップリング・華鬼×神無『ミスティア』ピン・ロウェン、カップリング・ライ×エダ)
    続きが出たらまた読みたいです!(2月1日時点)

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著者プロフィール

オリジナル小説サイト「小部屋の小窓」で小説を掲載、『華鬼』で書籍デビュー。「海上のミスティア」シリーズ、「花宵の人形師」シリーズ、「恋するエクソシスト」シリーズ、「鍵屋甘味処改」シリーズなど著作多数。

「2020年 『山神よろず相談所』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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