白桜四神 伏魔殿の紅一点! (角川ビーンズ文庫)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2013年3月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041007716
作品紹介・あらすじ
「無理ですって! だって私は女ですよっ」貧乏貴族の里桜のもとに、名門貴族・白虎家の当主が訪ねてくる。突然跡継ぎだと言われ、里桜は病弱な姉の薬と引き替えに、「男」として帝候補の男性たちと生活することに!
感想・レビュー・書評
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里桜は女なのに姉の高価な薬代の代わりに叔父の白虎家の跡取りにされる。男として。青龍家、白虎家、朱雀家、玄武家の跡取り男子から帝を輩出するのだ。跡取り息子を帝候補として認める儀式に、他の3家の息子たちに伍して臨むことになる。何度も女であることがばれそうになるが、付き人想月の機転などで、危機を脱する。互いに反目し合うように見えた4人だが、里桜(白桜という名前に変えられている)の勇気を振り絞った言動で、打ち解け合うようになる。しかし、4家の家宝の像が盗まれる事件が起き、大変なことになる。
里桜のびくびくしながらも真っすぐな言動が周りを変えていくのが魅力の物語だ。ただ、他の3人はいずれも曲者ぞろい。その中でのてんやわんやも面白い。朝廷には、残酷な悪弊があり、ひょっとしたら里桜がそれを変えていくのかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
家族のためにと頑張る男装女子物。
ハーレム状態のわりには糖度は低いかな。
キャラが皆可愛いので楽しく読めました。 -
ラノベは初めて。和ものが好きなので本屋さんで手にとってみた。ラノベだけあって、読みやすくサラ〜と読み終わりました。
内容はよくありそうな逆ハーもの。普通に面白かった。でも普通。
個人的には青ジョウさんより、玄武の鵬玄さんが気になる。 -
女の子が男装して男社会に潜入とか、周りの男のキャラとか、ややテンプレだったが、設定は目新しい感じで工夫が見られるなと感じた。
一巻目ということで、舞台説明とキャラ紹介的なものに終始してしまっていたので、次巻以降に新たな展開を期待したい。 -
実は発売前のあらすじを読んだ時に、コバルト文庫の『ひみつの陰陽師』に設定が良く似ているなーと思いました。
まあ、平安時代、男装女子…といった王道設定ですので、似てしまうのは仕方ないのかもしれません。(^_^;)
暫く積んでいたのですが、続編が7月に発売される事を知って読んでみました。
ヒロインを取り巻く人間関係も『ひみつの陰陽師』に似ていたので、まさかの人物の裏切りに驚きました。
紆余曲折を経て、同じ四神の跡取り達と仲良くなった白桜ですので、2巻からの展開にも少しは安心して読めそうです。
表紙は青丞と2人っきりですが、1巻の内容を考えると他の四神の跡取り2人を入れても良かったのにと思いました。
きっと、青丞が物語のヒーローポジション=白桜のお相手である事を誇示したかったのでしょう(笑)。
個人的には王道ヒーローの青丞より、鵬玄が大変好みで気になってます!
医師である朱咒は、完全に白桜の正体に気付いていると思います。
シリーズ化のようですので、続きが楽しみです♪(*^^*) -
2014-08-30