ギリシャ棺の秘密 (角川文庫)

  • 163人登録
  • 4.09評価
    • (20)
    • (22)
    • (13)
    • (1)
    • (0)
  • 15レビュー
制作 : 越前 敏弥  北田 絵里子 
  • 角川書店 (2013年6月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (606ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041007952

ギリシャ棺の秘密 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 今回もややこしかったなぁ。落ち込むエラリーさんを慰めたい(笑)

  • 前作までは総て、面白いながらも突如打ち切られた感というか、不完全燃焼のような終わりだったのですが。
    真相が詳らかにされていくドキドキ感も良いが、後日談のようにじっくり解説されて満足。でも犯人毎回死ぬね。
    推理小説としては如何か知らないが、エラリーが楽しそうで何より。

    しかしこのシリーズ、表紙が素敵。

  • エラリークイーンは過去に9尾の猫しか読んだことなかったので、この本で大学を出た直後のエラリーの自惚れ屋な性格を垣間見てびっくりした。後に色々あって丸くなったんだなあw
    推理の方はぴんと来ない部分もあったりしてもやもや感が残った。特に最初の方。
    しかしラストは見事に裏切られる展開で面白かった。
    解説を読むと後期クイーン的問題というのが説明されていて
    最初のもやもや感の原因の一部が解消された。
    犯人があれだけこそこそ動いていて見られたのがある特定の一人だけだったせいで助かったりと運で決まる部分もあって「If~」が頭から離れなかった。

  • 今回も、犯人当てられず。
    しかも、読む順番を間違えたし。
    エラリーがこんなに煮え湯を飲まされるのはなんか珍しい。

  • エラリークイーンの国名シリーズ、4作目。
    物語が二転三転して最後まで真相が見えず、ラストには久々にえっ!?と驚きの声が出てしまった。全くノーマークの人物だった。
    まだ大学を出たばかりの調子乗ってるエラリー坊っちゃんの鼻っぱしらが一度は叩き折られるのですが、それからの犯人との罠の張り合い騙し合いの駆け引きが面白かった。
    長かったけど、2015年最後の締めくくりにいい読書体験ができました。
    2016年もいい本読むぞー。

  • 606P、時間が少々かかりました。まず、目次が良い。取りかかろうと手を出したとき、凝らされた趣向になんかもうごちそう様です(笑)エラリーが名探偵の名声を得る以前の話で、若かりし日のエラリーが拝めます。自信に満ち、うぬぼれが強いというと嫌な奴な気もしますが反って魅力的だったりして、楽しむことが出来ました。消えた遺言書、エラリーの推理に基づいて棺を探すと、中には当人と見たこともない男の遺体。遺産を巡って家族内でわいわいやるのかと思いきや、話は予想だにしない方向へ。物凄く派手ではないのですが好きです。

  • エラリー・クイーンシリーズにド嵌りの日々です。
    ただし、読み始めると一気読みになってしまうので、時間のあるときにじっくりと読みふけることにしています。

    とある大富豪の死。
    厳かに進行した葬儀を終え、遺体は悲しみを湛えたまま墓地に埋葬されたはずだった。
    家人が気づいた異変―――それは、施錠してあったはずの手持ち金庫から無くなった遺書だった。
    大学卒業間もない若き秀才 エラリー・クイーン。
    警視である父親の捜査に同伴し、その英知を気まぐれにふるうことに味をしめ始めた頃である。
    遺書は埋められた柩の中にあると告げたエラリーの提案により発見されたのは、謎の第二の遺体だった。

    時系列で言うと最も初期にあたる作品。
    エラリーもまだ、生意気さが鼻につく「青二才」の雰囲気を醸し出しています。
    これにより、作中でエラリーは大恥を晒すことになるわけですが、その出来事を戒めとして、エラリーは完璧な推理を組み立て終わるまでは人に話さなくなります。
    そりゃあ推理小説で序盤からバンバン推理を披露されてしまっては読者の楽しみが減るわけですから、設定的にそうせざるを得ないのでしょうけど、そこに至るまでのストーリーがエラリー・クイーンという人物の性格や物の考え方をしっかり反映しています。
    そして注目の犯人ですが、今作も例外なく驚かせてくれます。
    シリーズ最高傑作との呼び声にまったく恥じない完成度でした。

    余談ですが、本作の登場人物 ブレッド女史のキャラクターがものすごく好きです。
    賢く美しく、そして芯の強い女性。素敵ですね。

  • 若きエラリーの推理がサエナイ!
    いやはや二転三転四転だわ
    きゃー!となったですわ
    新訳買ってよかった、、、
    しかしお父さんの心労さぞつらかろう  エラリーは隠すことに決めちゃうから、まーこんなことがあればしょうがないんだけども
    全く予想のつかない展開にショックでしたわー
    サンプソン立ち直れるかしらねえ
    あーたのしかった!
    最近はあまり翻訳物が読まれていないみたいなのでもっとはやるといいなあ、と思う

  • 国名シリーズの原点になる作品。
    ちょっと冗長だったかな。

  • オランダ靴に続く、ロジックの妙意を存分に楽しめる傑作。


    ネタバレ


    多層的に本作の推理は繰り広げられる。深くなるごとに、推理の質が高まっていくその様を見るのは、もはや快感である。
    犯人は狡猾で、先の先まで読んだ行動をする。
    燃えた遺言書(空き家に残っていたもの)、それぞれ異ったタイプライターで書かれた約束手形、ほかもろもろの偽の手がかりがどれもこれも巧妙。
    崩すのは、紙幣の入った時計に、閉まった状態の部屋から飛び出した銃弾等、考えなければ見逃してしまうようなものばかり。
    オランダ靴も快作だったが、本作はその上を行っている。
    読んで損はない作品。新訳も、以前に増して読みやすくなっているのもプラス。

全15件中 1 - 10件を表示

エラリー・クイーンの作品

ギリシャ棺の秘密 (角川文庫)を本棚に登録しているひと

ギリシャ棺の秘密 (角川文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

ギリシャ棺の秘密 (角川文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

ギリシャ棺の秘密 (角川文庫)の作品紹介

急逝した盲目の老富豪の遺言状が消えた。捜査の甲斐なく一向に見つからず、大学を卒業したてのエラリーは棺を掘り返すことを主張する。だがそこから出たのは第二の死体で……。二転三転する事件の真相とは!

ツイートする