女神と棺の手帳 星空に誓う再会 (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • 角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041008188

作品紹介・あらすじ

王国史上初の女子医学生となったケイトは、必須科目の解剖実習で観察しか許されない。落ち込むが、首席のリオと共に、献体から「鍵」を見つけてしまい、軍の不正事件を捜査するイーノット少佐と再会することに!?

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ3作品目。

    少しずつゆっくりイーノットとの距離が近づいているケイト。
    でもその速度より早くリオと近づいてる気がするのは私だけ?
    物語的にはイーノットなんだろうけど、個人的にはリオ派かなー。イーノットは行動とか発言が大人過ぎて『憧れ』って感じに思えちゃう。かっこいいんだけど、偶然過ぎてて嫌。次いつ会えるか…ばっかり。

    それにしても、胃の中から出てきた鍵をよく身につけられるなー。
    綺麗にしてたとしても想像しただけで、無理!ってなってた。結構恐ろしい事件だよね。そこらへんサラッと過ぎてたけど。

    あまり深く考えてなかったけど、この国初の女医さんの話しなのか!ってこの巻読んでてはじめて気づいた。

  • なんか話が飛んでる…、と思ったら2巻目を飛ばしてた。図書館で借りてると、こういうこともある。

    ライバル出現で、口説き文句が散りばめられていてニヤニヤする。
    1番は少佐の「世界中が彼女に優しくあればいいと思いますよ。」
    こういう台詞を読むのは結構少ないかも。

    主人公のケイトが非常に鈍く、大人の少佐とくっつくのか、年相応の同級生をくっつくのか、どちらでも楽しめそう。

  • 2014年読了

  • ケイトがトラブルに首を突っ込むと、必ずイーノット少佐がいるって、ちょっと出来過ぎ?ということは置いといて…。

    相変わらず、女性というだけでしなくてもいい、苦労をしているケイト。
    そのためか、医師を目指すという本来の情熱すら忘れそうになって、いつもの前向きさまでなくなってしまう。

    でも、がんばっているケイトのまわりには、自然と応援してくれる人も集まって来て、心強い味方も増えてよかった。

    それにしても、イーノット少佐は余裕があるのか無いのか?(無いんだよね)
    うーん、二人の仲が進展しないのにじれじれ。

  • 年の差にありがちな、幼く一本気な彼女の愛と、彼の地味な見守り愛に萌えつ、率直すぎる主題と、頑張れば夢はかなうという、前向きな元気の良さは悪くないのだが、鼻につくと思わなくもない。

    リオ、頑張っても、むくわれない度100%だが、頑張れ!
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3006.html

  • 2013年6月11日読了

    いつもは続編が出るか曖昧な終わりだったんだけど、今回は「続くぞ!」って感じで楽しみ!次の話で完結なんだろうか…?

    今回は少佐チームがバラバラの作戦遂行だったので、みんなでワイワイしてる所ももう少し見たかったかな。
    相変わらずケイトが鈍すぎて良かった(笑)ミラがイーノットを良いなぁと思っていたことも全く気付いてないし、リオやイーノットの忠告も分かってないwww これは確かに男の側からしたら毒過ぎてどうしようもないwww まぁ、そのやりとりが面白いんだけど!
    いつかケイトが恋の自覚を持って、イーノットと結ばれる日が来るのか!?医者にはなれそうなので、そっちばかりが気になっちゃうwww

  • シリーズ3巻目。
    巻を増すごとにケイトとイーノットの想いは通じ合っていくけれど、2人が一緒に過ごす時間は減ってきている気がします。ケイトが理由あって訪れた町に、偶然にもイーノット達も捜査に来ていてバッタリ再会!みたいな。そうなるとずっと一緒に行動するわけにもいきませんからね。ケイトも少佐も活動する場が違うから。その点、リオはケイトと一緒にいられる時間が多いから必然的に一緒に過ごすよね。もっと少佐にヤキモキしてもらいたい(笑)ケイトに翻弄されているらしいですけど(部下たち情報)、ケイトの前では始終落ち着いた大人の行動取ってるからなぁ。でも今回のケイトのひと言に少佐の理性が揺らいだ辺りとかは良かった。もっとやれ!とか思いましたけど(笑)
    ケイトの夢も悩みながらも少しずつ前進していく様子が見てとれて、応援したくなります。今回登場した女性社長ミラの言葉も良かった。同じように男社会の中で頑張っている女性だからケイトの気持ちも分かるんでしょうね。最初、少佐を狙っていた?ミラでしたが、やっぱり彼女たちの仲の良さにあてられあっさりと身を引いていましたが(笑)2巻の料理人の娘さんもね。4巻ではケイトにも強力なライバルが現れそうな予感がします。発売を楽しみに待っていることにしよう。

  • 最近の好きなシリーズなんですけど、ケイトとイーノットの関係は前巻よりもあっさりしてて、ちょっと物足りないです。
    代わりにリオとは始終一緒だし、何かとケイトを気に掛けてくれてて、私だったらリオに好意を持ってしまうなぁって思いました。

    イーノットもケイトの見てないところでは余裕はないみたいですけど、当て馬リオにもうちょっとがんばってもらって、イーノットを翻弄して欲しいなって思いました。

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著者プロフィール

第10回角川ビーンズ小説大賞・読者賞を受賞し、「女神と棺の手帳」(全6巻)にてデビュー。

「2017年 『聖女様の宝石箱 ダイヤモンドではじめる異世界改革』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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