グラウンドの空 (角川文庫)

著者 : あさのあつこ

• KADOKAWA/角川書店 (2013年6月21日発売)

作品紹介・あらすじ

甲子園に魅せられ地元の小さな中学校で野球を始めたキャッチャーの瑞希。ある日、ピッチャーとしてずば抜けた才能をもつ透哉が転校してくる。だが彼は心に傷を負っていて──。少年達の鮮烈な青春野球小説！

感想・レビュー・書評

[白田さんの感想 · 2023年12月26日]

「バッテリー」を学生時代に読んでいたので、少し懐かしい気持ちになった。

[nbyshrdさんの感想 · 2023年11月2日]

　人生経験が少ない子供だからこそ、心が繊細で一直線。そんな、子供の一人一人を丁寧にえがいている。
　瑞希の一途さはいいね!!

　次が早く読みたいです。

[もふの みつきさんの感想 · 2023年10月24日]

野球全く詳しくないのですが
楽しく読めました。
透哉につらい過去があったけれど
みんなで楽しくワクワクする野球が
できてよかったと思いました。

[徳島文理大学 徳島キャンパス附属図書館さんの感想 · 2023年4月28日]

【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/764324

[ふせんしさんの感想 · 2023年1月9日]

中学生ぐらいのバッテリーがどうしようもなく出会ってしまう、惹かれあってしまう、、っていうのを描くのが好きなのよね、著者は。

[kigeさんの感想 · 2022年4月24日]

初めて読んだあさのあつこさんの作品でした。
表紙やタイトルから、野球についての作品だと思っていましたが、なんと試合シーンは冒頭の序章のみ。野球に詳しくない方でも読みやすい内容だと感じました。
小説内で描かれる3日間は、主人公・瑞希にとって、「甲子園に魅せられたあの日」の次に「運命の日」だったと言っても良いのではないでしょうか。また、3日間しか描かれていないにも関わらず、こんなにも中学生達のそれぞれの野球への想いや情熱が伝わってくる作品は初めてで、彼らが眩しく、心がじんとしました。
続編の「グラウンドの詩」も是非読みたいです。

[ハマさんの感想 · 2021年12月31日]

野球はあまり興味がないけど、瑞希が、心を閉ざしてしまっている作楽と1対1で野球に目を向けさせていたのがすごいと思いました。瑞希は本当に野球、作楽に対して本気になっていたと言うことが伝わってきた

[るいさんの感想 · 2021年3月2日]

野球というより心情
本物のピッチャーは、何があっても
野球を嫌になってもぜったい戻ってくる
っていう監督の言葉が感動しました
こういう葛藤も青春だなぁ
野球をしている場面がほぼないのが
残念だったけどシリーズ物で
続きもあるみたいなので読んでみたい

[おゆきさんの感想 · 2020年9月21日]

前半がややスローペースな印象ですが、やはりあさのあつこさん。期待を裏切りません。

中学生ならではの大人にはなりきれない思考や葛藤と野球への熱い思いが繊細に書かれていました。

グラウンドの詩も手に取ってみようと思います。

[кさんの感想 · 2018年8月16日]

あさのさん！野球小説！プロ！うん！

著者プロフィール

岡山県生まれ。1997年、『バッテリー』（教育画劇）で第35回野間児童文芸賞、2005年、『バッテリー』全6巻で第54回小学館児童出版文化賞を受賞。著書に『テレパシー少女「蘭」事件ノート』シリーズ、『THE　MANZAI』シリーズ、『白兎』シリーズなど多数。児童小説から時代劇まで意欲的な執筆活動で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『NO．6〔ナンバーシックス〕（8）特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」