人造人間キカイダー The Novel (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 281
感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041009086

感想・レビュー・書評

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  • ちゃんと機械のヒーローだったよ。

  • 映画化と帯にかいてあるように映画映えよさそうな構成です。
    昔見たキカイダーは壊れて修理するというイメージなかったたけとこれは壊れまくりですね。

  • 何気に面白い。
    当時のロボットの造形を崩さず、背景は現代に合わせてるのが、なんか笑える。01はないのかな(笑)

  • 表紙を見ただけでノスタルジーで買ってしまう世代。アシモフと手塚治虫が厳格なモラルを実装したロボットで育ったので、人間を傷つけるロボットの描写にはには抵抗があるが。戦闘シーンはそれなりに迫力がある。が、グレイサイキング、オレンジアント、グリーンマンティスと魅力的な敵ロボットたちはちょっと薄っぺらい。もう少し登場(人造)人物の描写、特に敵の視点があってもよかったかと。駆け足で話を詰め込んだ感があるのはちょっと残念。苦悩するジローとハカイダーをもっとじっくりと楽しみたかった。ノベライズとしてはぎりぎり及第点。

  • ギターのジロー♪ 僕らの仲間~♪ 優しく強いロボットさ~♪
    あ~くと戦い~、今日も行く~♪
    キックだ、パンチだ!ぶちかませ~♪
    ダークロボット!やっつけろ~♪
    (歌でどんな作品かわかる)
    悪と善をくっつけて、良心回路がコントロール!
    ロールパンナみたいな設定です!

  • 楽しいというより懐かしいキカイダー

     テレビよりもゼロワンやダブルオーを脇役にした原作(漫画)のほうがはるかにできが良いキカイダーだが、こうしてノベルで復活するのもいいものだ。

     アクションシーンがあまりうまく書けてないけど、想像で乗り切れる。ゼロワンに続く悪の組織シャドウもラストには出てくるし、続編も期待できるかも。

     真剣に読む話ではないけど、キカイダーとハカイダーと(今回は擬態しか出てこないが)ビジンダーとロボット三原則なんてのは、面白い研究対象かな。

  • 原作はご存知(?)石ノ森章太郎の特撮テレビ番組。昭和47年から48年の放映。テレビもない貧乏学生時代だったので、見たことはなかったが、そういう番組があったことだけは記憶にある。

    「不完全な良心回路を持ち、善と悪の狭間で苦悩する人造人間の戦い」というテーマなんだそうな。まぁ、最新テクノロジーを織り込んだリメイク版といったところでしょうかね。映画化もされるそうです(2014年)。

    続編もありそうな終わり方だったので、しばらくお付き合いすることになるんでしょうかね。


    (2013/9/10)

  • コミックの小説版というイメージでしょうか

    幼いころにテレビで見た衝撃が残る世代として

    非常に面白く読みました

    そうはいっても、映像化は「なし」の方向で…

  • おもしろかった!
    ジローの仮想生命としての心理描写が良かった。特に後半は感情移入しながら読んでた。
    いろいろと疑問に思う設定はあったけど、ある意味荒唐無稽と言ってもいいような元の特撮ドラマにある程度リアリティを持たせてあるのはスゴイと思った。
    以下、あとで補足するためのメモ。
    ・ハカイダーの人工知能と思考
    ・サイドマシーンのクラッチ、踏み込むの?
    ・脳を取り出して戻すなんて…

  • いい意味での期待外れ。
    まさか,これほどおもしろいとは・・・。
    正直びっくり!!

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著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2023年 『高校事変 16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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