千年ジュリエット (角川文庫)

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著者 : 初野晴
  • 角川書店 (2013年11月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (391ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041010808

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千年ジュリエット (角川文庫)の感想・レビュー・書評

  • 最後には謎を解決してくれるけど、答えをズバッと言ってくれる訳じゃないんよね~w
    さくっと書いて、ほら分かるでしょ?みたいな。笑
    新しい。笑

  • ハルチカシリーズ第四作。再読。
    第四作とは書いてあるが、位置付けとしては番外編というか寄り道編というか。
    大会を終え、間もなく三年生が引退するという秋。文化祭の直前から文化祭当日の二日間に起きたあれこれ。
    顧問の草壁先生を良く知っているらしき演奏家の女性が持ち込んだ、楽器の鍵の行方の謎。
    ヘビメタバンド部長のライブ直前の逃走。
    演劇部が疲労する劇の未完の結末。
    そして末期患者たちで作ったジュリエットの秘書掲示板と、彼女たちの知人の秘密。
    ハルチカ、草壁先生の謎解きもあるが、そこは一歩引いて主役はバンドリーダーや演劇部や謎目いたトモちゃんに譲っている。
    やはり清水南高校はある意味天才たちの集まりだし、純粋で良い子たちの集まりだ。
    生徒会長・日野原が引退するのが寂しい。彼の後継者は大変だ。
    また新しいメンバーか増えそうで、そして頼もしい大人も増えそうで楽しみ。
    次も再読してみる。

  • 高校デビュー吹奏楽部の女子高生ヒロイン(演奏はまだまだ拙いもの)は、
    幼なじみ&天才的な演奏者男子学生と共に、
    素晴らしい顧問の想いに応えるべく、吹奏楽部の甲子園的な大会への出場を目指し、
    様々、演奏者として有望ながらも部に入っていない生徒たちの悩みや痛みを解決し、部員を増やし、夢へと突き進んでいく――。


    以上、そんな内容の『ハルチカ・シリーズ』4作目。


    作者の初野晴さんは、他作品のレビューでも少し書いたように、痛みや孤独に対する優しさや温かさを描くのが優れていて、作品の温かさに幸せを感じます。
    このシリーズでも青春作品でありながらも、青春作品レベル以上の、痛みや孤独に対する優しさや温かさからの涙の感動があり、
    その上で青春作品の明るさや楽しさが加わり、素晴らしい面白さを産み出しています。

    まだシリーズの最後まで読んでないので、最後まで読むと変わる可能性も有り得ますが、
    4作読んだ時点では、誰にでもオススメ出来る神作品シリーズです(^-^*)/

  • エデンの谷の、おじいちゃんの最期の一言が笑える、いや、泣ける。
    最期にスナフキンに残した形見も。
    一作が単独で読めるけど、いろいろ繋がってるので、読み返して確認したりして。油断できない。
    色んなところで、繋がって、少しづつ進んでるカンジ。

  • ハルチカシリーズ第4巻。3巻で感じた、書きすぎない技術に増して、一人称視点の書き方が飛躍的に向上しているように読める(何様)。前巻でも片鱗は見せていたが、この巻では「私」がいつも「現在のチカちゃん」ではないため、いきなり出てくる「私」が誰だかよく考えながら読み進める必要がある。その上プロットツイストで時間、空間が飛び回るため読み応えが抜群に良い。
    この巻で草壁先生の空白の年代が明らかになるかな、と思っていたのだが、スナフキンが出てきた程度で、まだまだ謎に包まれている。焦らし上手な上にオチが斜め上なので先を読まずにいられない良書。
    巻末の「解説」にも書かれているように、「千年ジュリエット」のテーマは継承。戦争、政治、家族、継承。この巻の4遍は前作までとも被る社会問題が取り上げられている(これも継承?)。遺産相続+家庭崩壊+障害、引きこもり+部活相続、人種+血統+戦争、入院病棟+引きこもり+LGBTQ+。相変わらず、盛りだくさんすぎます。シリーズ物でここまで段々と良くなる小説が他に思い浮かばない。

  • 今作も面白く、最後の物語が切なさが残るものであった。最初の話は文化祭に関する様々な出来事とその中で起こるちょっとした謎を解いていく。吹奏楽部員以外の生徒などにも焦点を当て、文化祭の中で起こった謎を起点を利かせて解いていく面と笑ったり泣いたり、仲間と分かち合う青春さ、学校を飛び出し、タクシーの中で起こる謎をタクシーの走行と謎解きの視点が交互に織り成す疾走感ある展開と喜怒哀楽ありな解決劇、表題作で、難病と闘う女性とあるサイトと絆で結ばれているもの、文化祭の様子に切なさがこみ上がってしまいそうだった。

  • 清水南高校、文化祭間近、晴れの舞台を前に、吹奏楽部の元気少女・穂村チカと、残念系美少年の上条ハルタも、練習に力が入る。そんな中、チカとハルタの憧れのひと、草壁先生に女性の来客が。奇抜な恰好だが音楽センスは抜群な彼女と、先生が共有する謎とは?(「エデンの谷」)ほか、文化祭で巻き起こる、笑って泣ける事件の数々。頭脳派ハルタと行動派チカは謎を解けるのか?青春ミステリの必読書、“ハルチカ”シリーズ第4弾!

  • 毎回毎回こんなにすごいトリックを考えられてすごいなあって思う!しかもそのトリックが大掛かりなものではなくて、ちょっとした発想でできてるのが頭いいなあと思いました!

  • ハルチカシリーズの原作小説第4巻。この巻あたりから、アニメ化されていない話になってくるみたい。これまでは問題を解決して部員を増やす話ばかりだったけど、今回は清水南高校の吹奏楽部を外側から眺めるような話が多くて、これまでとは違った視点でのハルチカを楽しむことができた。

  • 今までのシリーズの中ではあまり盛り上がらなかった方かな…最初のタクシーの運転手さんと、最後のストーリーの子が結びつくあたりはよく考えられてたけど、全体的に平凡な印象だったから、次作に期待!

  • 表題の千年ジュリエット、LGBTと虹色をさらっとかけて、しかも一切説明しない。キャラクターと物語を本当に理詰めで書く作家だなあっと思った。

  • 図書館で。
    ハルチカの続き。今回は音楽コンクールや部員確保から少し離れて文化祭に特化した一冊。

    今回は女性版スナフキンとかブタの血を被るパフォーマンスを行う個性的…と片付けていいのか疑問の残る彼とか可愛い子とかまあ又お仲間は増えそう。千年ジュリエットのお話は少し切ない。でもタクシー運転手さんの息子さんも復帰してきそうでちょっと楽しみ。
    芹澤さんとスナフキン女史の演奏はちょっと聞いてみたい感じでした。

  • 前作に比べて時間の経過がゆっくりだった。
    演劇の話だけはオチが当たり前過ぎたけど、いつも通り楽しめた。
    部員も増えて来たし、そろそろ先生の謎編だろうか。
    次作にも期待。

  • ハルチカシリーズ、なにが一番好き?って言われれば、パッと浮かぶのは『タイトル』このシリーズ、タイトルが全てすき。とくにこの『千年ジュリエット』この響きだけで何だか切なくて泣きそうになる。いつも重たい謎が渦巻いているけれど、『千年ジュリエット』は胸が締め付けられたよ。でも切ない、悲しいで終わらないのがこのハルチカシリーズ。今回もちゃんと笑顔になれるラストでした。

  • 芹澤さんと片桐部長が仲良くて何より…。

  • 文化祭を中心とした物語。千年ジュリエットはずるいよーと、思いながら泣いた。

  • 段々カタルシスの強度が薄れ,物語性に重きを置いている?ネタ切れなのか意図して方向性の転換を図っているのか分からないが,個人的にはカタルシスを味わいたい.

  • 読まなきゃもったいないという本を久しぶりに読んだ。愛と涙の青春ミステリーっていいなあ。それにしてもヘビーな話ばかりだ。

  • いつの間にか芹澤さんが吹奏楽部の一員になっている!チカちゃんと親しくなってる!って最初にびっくりしました。先生の知り合いの鍵盤ハーモニカを持つスナフキンがやってくる「エデンの谷」タクシーで高校に着く前にある問題が起きおりられなくなった「失踪ヘビーロッカー」演劇部の脚本を書いていた生徒がいきなりいなくなる「決闘戯曲」病院でジュリエットの秘書をやり出した人々の話の「千年ジュリエット」。今回は高校外の人が出てきます。千年ジュリエット好きだったなー。

  • 面白かった〜。惑星カロン早く読まなくちゃ。

  • エデンの谷がよかった.こういう最高のプレゼントがしてみたい.

  • 初野晴さんのサイン会に行くのに、これを読んでいなかったので急いで読んだ。
    このシリーズは《ハルチカ》シリーズと呼ばれているが、ハルタとチカが中心に据えられている話が多いだけで、実際のところ彼らがすべて主人公だというわけではない。
    この『千年ジュリエット』の表題作も、どちらかといえばその流れだ。ハルタとチカは「千年ジュリエット」ではモブに近い。様々な想いを抱え青春を過ごす高校生。《ハルチカ》シリーズの主役はきっと、いつかのあなたであり私だ。

    それと、最後になりましたが、アニメ化おめでとうございます。

  • <ハルチカシリーズ第4弾>

    シリーズ第4弾,『千年ジュリエット』.
    シリーズで一番好きかも(最新第5弾『惑星カロン』は未読だけど).
    短編ひとつひとつの物語も,キャラクターも,セリフも,謎も,すべてが愛おしい.
    ほんとに本ごとぎゅっと抱きしめたくなる。

    特に表題作「千年ジュリエット」は,今までの登場人物がひょいっと出てくるし,一冊の中の短編をつなぐ形になっていて,しかも短編自体のストーリーが秀逸で….
    ミステリとしても抜群で,「決闘戯曲」は自分が劇中劇の観客になった気分で読み入ってしまった.

    普門館を目指す新たな仲間も指導者も今までのシリーズ通り集まっていき,そこのエンタメももちろん楽しめる.

    「さりげない名言…いただきます」
    と,セリフも独白も掛け合いも,好きすぎて,多すぎる.

    とにかく大好きな一冊になりました.

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千年ジュリエット (角川文庫)の作品紹介

文化祭の季節がやってきた! 吹奏楽部の元気少女チカと、残念系美少年のハルタも準備に忙しい毎日。そんな中、変わった風貌の美女が高校に現れる。しかも、ハルタとチカの憧れの先生と何やら親しげで……。

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