- Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041010983
作品紹介・あらすじ
人間業は思えない猟奇殺人が続発。そんな中、管轄の忌戸部署にロサンゼルス市警から総髪碧眼の美貌の警部が派遣されてきた。その名はベニー芳垣。「鬼」と呼ばれる刑事・鬼丸とともに怪奇な事件を追う!
感想・レビュー・書評
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サクッと読めた。
ホラー文庫なので殺人の描写はグロいが他は怖くはない。
あらすじを読んだ感じは陰陽師の方が鬼を翻弄するのかなーと思ったが、鬼の方が主導権握ってましたね。
人外が絡んでもミステリー感があるのが良かった詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
封殺鬼っぽい設定だなーと思ったけど鬼一体だった笑
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人間業とは思えない猟奇事件が続発する。異形コンビが奇怪な事件の真相を追う!
オカルト&ダークファンタジー&ミステリー といった雰囲気の作品ですが
思ったよりおどろおどろしさ、真剣さ、奇っ怪さがなかったです。
その分、読みやすくはあるけど求めていたものとは違ったかなー。
続編もあるようですが、どうしようかな。 -
どちらに加担したくなるかって聞かれると多分鬼丸側
悪さをする妖怪達もいるだろうけど何をするわけでもなく
住処を追われてひっそりと暮らしている妖怪達まで悪とし、引きずり出そうとするベニー芳垣のが怖い
激昂もよくする
鬼丸と芳垣の関係がどうなっていくのか気になるところ -
新刊コーナーで手に取ってみたのがシリーズものだったので、一作目を古書で購入。軽く楽しめる鬼と陰陽師の刑事もの。
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田中啓文にしてはあまり面白くない。
この後に期待かな? -
(収録作品)鬼と呼ばれた男/女神が殺した/犬の首
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結構前の作品を再構成・改題したとのこと。アメリカ帰りのイケメンハイスペック警部(実は陰陽師)と、冴えない昼行灯な刑事(実は鬼)がコンビを組んで奇怪な事件を解決…な短篇集。この作家さんだけあって時々グロ描写があるけど軽く読める。最初いけ好かないイケメン警部かと思いきや、努力してるしなんか可愛くなっていくような?wシリーズ化してるみたいなので続きが楽しみ。