てのひらの恋 けれど、いちばん大切なあの人との記憶。 (角川文庫)

制作 : 角川文庫編集部 
  • KADOKAWA/角川書店
3.07
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感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041011744

感想・レビュー・書評

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  • 江國香織さん、小川糸さん目当てで手にとりましたが、全部のお話をとても面白く読み終えることができました。アンソロジーは新しい、今まで読んだことがなかった作家さんと出会えるのがとても楽しいですね。
    普段だったら絶対に読まないBL小説では有名な崎谷はるひさんの作品が好きでした。旅・初恋・失恋の3セットが詰め込まれていてきゅんとする。
    (まぁ、残念ながらBLものは生理的に受け付けないので彼女の他作品を読みたいと思えなかったのですが…)
    江國さんの作品は短くて哀切で静かに凶暴なのにやっぱり好きです。
    そのほかは全体的に平均して良かったですが小手鞠るいさんの作品は読みづらいしあまり好きでなかったかな。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「静かに凶暴」
      うわ~、ちゃんと読んだコトのない江國香織ですが、この本読んでみようかな、、、
      「静かに凶暴」
      うわ~、ちゃんと読んだコトのない江國香織ですが、この本読んでみようかな、、、
      2014/04/01
  • 恋がテーマのアンソロジー。てのひらからこぼれ落ちそうで、でもきっとずっと心に残ってしまう、そんな記憶。切なめが多かった。

    崎谷はるひさん「十二時間三十分」がいちばん好きだった。初読み作家さんでした。小川糸さん「ひとなつの花」、小手鞠るいさん「さようなら」は切なめだけれど、味わい深かった。お二人は今まで読んだ作品と印象が違ったな。

    あと一歩届かない感じのもどかしさが恋の恋たる所以なのかも。

著者プロフィール

角川文庫編集部

「2008年 『きみが見つける物語 十代のための新名作 スクール編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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