永遠 (角川文庫)

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著者 : 小手鞠るい
  • KADOKAWA/角川書店 (2014年1月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (169ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041011843

永遠 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 『永遠」というタイトル。
    由樹は結局男性に恵まれないと…。

  • 主人公の19歳の初体験からの20年間。
    りっぱな仕事と政治家の愛人を持ち、
    充実した日々を過ごしていた主人公。
    過去と現在の『永遠』が動き出す。。。

    今まで読んだ作風とは明らかに違ったな~。
    サスペンスタッチのるいさんは初めてでしたが、
    たまには良いかも。
    (実際は、いつものフワッとした作風が好きです)
    後半、高潔で孤高の政治家であるはずの、
    愛人の正体は先に読めてしまったけれど、
    それでも、読み進めたいという衝動は止まらなかった。
    一気読み!

  • けっこう怒涛の展開を迎える終盤。
    かつて好きだった男は一体誰だったのか。
    忘れていた過去を思い出したときにはいろんな感情が渦巻く。
    愛と憎しみは表裏一体なのだと思ってしまう本。

  • 政治家の愛人として過ごす由樹。
    そこには過去の想いがあった。
    運命はいたずらに、時として思わぬ展開に導く力を持っているのだ。
    恋愛は優しく甘く、儚くも切なく、そして激しく怖く移り変わるものなんだなと思う。

    2015.7.22

  • 2014.6.30.

  • 19歳だった由樹は、高校時代の友人菜々子の部屋で、菜々子の恋人である真山と関係をもった。菜々子の目の前で起こったそれは、半ばレイプのようでもあり、20年経った今も忘れられない。
    真山との再会以後、由樹の思考が突飛過ぎて理解できない部分があった。
    そもそも20年前のたった一回の出来事がそんなに二人を強く結びつけるのか、疑問。真山の過去もとってつけたような感じがした。
    何よりも二人をけしかけておきながら怒る菜々子の言動も理解不能で、すべてがちょっとずれている印象をもってしまった。

  • 憧れである親友の前で、そして親友の恋人に、壊されたいと願う主人公•由樹。
    同じ女の視点で見ると、地味でパッとしない印象を掲げているのに反して、なかなか強かな人間だと思う。

    一冊を通して、純粋無垢を貫こうとする由樹の、けれどそうではない姿が生々しい。
    政治家の狡賢い性質を孕んでいる惇や真山が「らしく」振る舞うことよりもなお、本当はタチが悪い人物だと思う。

    由樹が求めていたものは、何だったのか。
    相手がいると知りながら、自ら踏み込まない「良い子」な恋愛に一喜一憂し。
    自分の友人が恋人と付き合っていると知りながら、彼女もまたかつて自分を壊した人を求めていることに気付き。
    そうして、清算を試みる。

    何との?

    由樹が壊されることへの魅力に抗えず、そうして壊された自分がまた新たな魅力を得て生きてゆく姿を、否定は出来ない。

    最終的に、彼女が求めたものは光なのだろうか、闇なのだろうか。

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永遠 (角川文庫)の作品紹介

短大で英語講師を務める由樹は、衆議院議員の柏井惇と逢瀬を重ねていた。しかし、由樹の目前にある男が現れ、彼女の過去の記憶を揺り起こすことになる――。著者の新境地となる恋愛サスペンス長編。

永遠 (角川文庫)のKindle版

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