- Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041012055
作品紹介・あらすじ
絶世の美女と噂になってしまった里桜(白桜)の争奪戦がはじまった!! しかも帝までが参戦し、大混乱に!! 白桜は事態を収拾するため、自らも名乗りをあげるか――!? 恋の嵐が巻き起こる第4弾!!
感想・レビュー・書評
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龍宝帝杯里桜姫争奪戦なんて、ふざけた話になってきた。里桜姫に会う権利を求めて、たくさんの貴族が争うのだが、白桜も含めて四神の4人も帝自身も参加する。なんだって、里姫って白桜なのに!?実は、裏には隠された企みがあったのだ。追放された一族の反逆を進めている想月も登場。誰もが白桜(里桜)への想いを持っていて、白桜、もてもて。帝が進める改革はどうなっていくのかな。
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シリーズ4巻目。
青丞とお見合いした事で「里桜姫」が絶世の美姫という噂が宮中に広がり、騒ぎを収める為に帝の提案で里桜姫争奪戦が繰り広げられる事になります。
今巻では、氷の貴公子と呼ばれる青丞の観察眼が伊達じゃない事が証明されます。
4巻のキャッチコピーは、
「違いの分かる男、青丞」
でしょうか。
「恋は盲目」状態にならないで、入れ替わった里桜と都桜の違いに疑問を抱き白桜に詰め寄ってきます。
一方、白桜も生来の勘の良さと知能をフル回転させ、帝を前にして臆さずに駆け引きを成功させます。
やっぱりヒロインが知性を見せてくれると嬉しくなります。
白桜がただの根性だけで乗り切る姫君じゃなくて良かった…!
鵬玄も自分の想いを自覚し青丞にライバル宣言したり、姉の都桜も青丞の里桜に対する想いの強さに一旦は身を引き田舎に帰る事にしたりと、サブタイトル通りあちらこちらで色恋沙汰が半端ないです。
最後にようやく白桜も尊敬と憧れを抱いていた青丞への気持ちが恋心だと気付きますが、帝の命令で白虎家の里桜として内裏に上がる事になってしまいます。
次から次へと大ピンチになる展開が面白くて、次巻も楽しみです!
…そういえば、表紙で白桜と青丞が持っている鈴は本編中に出てくるのかと思ったら特に何もありませんでした。
この鈴は一体?
白桜が青色のリボン、青丞が桃色のリボンというのが、まるで2人が交換したように思えて、青丞が手にしてると文と併せて妄想が止まりません。 -
面白かったです。
巻末でまた事件が!
帝は白桜の秘密を知っているのか気になります。
次回作が楽しみです。 -
里桜の身代わりの姉は青丞が気に入っている様子。もし、二人が結婚してしまったら、白桜としては女にもどったときに、里桜と名乗れなくなる…
里桜姫に大騒ぎする男達
帝は里桜姫争奪戦をけしかけて…
今回も青丞は鈍いんだか、するどいんだか、微妙な男っぷり。
そろそろ気持ちに進展が欲しいな
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