女神と棺の手帳幻の花に捧ぐ告白 (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 87
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041013106

作品紹介・あらすじ

殺人鬼ライナスからケイトを守るため、別れを選んだイーノット。一方、彼の縁談話に深く傷つきながらも、女性初の医師になるという夢に突き進むケイト。だが、そんな彼女の前に護衛任務につく軍人・リックが現れ!?

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ5巻目。
    ケイトを殺人鬼ライナスから守るため、彼女の側から離れる決意をしたイーノット。でも、少佐がなぜ自分から突然距離を置くのか分からないケイトはイーノットのことを諦めきれずに切ない想いを抱いていた。そんな中、ライナスから次の殺人予告が届く。次の標的は軍関係者の娘であることが判明。イーノットが護衛任務につくことになった少将の一人娘・エリカとの縁談の噂も広がり、ケイトの心は不安で揺らいでいた。

    少佐、ケイトに大事なことを伝えなさすぎでしょ!(笑)もっと思ってること伝えてあげて!って思うぐらい前半のケイトが不憫でした(泣)
    イーノットがいない間リオが頑張るんですが、やっぱり少佐じゃないと!ラストの「できるようになってくれないと・・・」って所とか悶絶ものでしたww
    少佐の同期のリックも今までにない感じのキャラで好感が持てましたし、リックとケイトの関係も良い感じでした。ケイトと接することでリックの心にも変化が生まれ、過去のトラウマを乗り越えることができて良かった。ケイトが目指す医療は体だけではなく心も癒すことなのかな?そんな彼女が強い決意のもと、イーノットに想いを告げたのに、またイーノットからの返事は次回に持ち越しですヨ。参ったね(笑)でも次は最終巻なので、次こそは彼の気持ちが聞けるはず!!ってもうバレバレなんですけどねwwそれでも楽しみです。

  • シリーズ5作品目。
    ライナス編終了。
    ラストに少し次巻の布石あり。

    ケイト視点だけじゃなく、イーノットの場面描写もちょこちょこあったけど、2人の絡みというか会話がほぼない。……は言い過ぎかもしれないけど、すごーく少ない。
    それほど遠い距離感ってことなのかもしれないけど。
    でもここまで距離感あってイーノットの縁談話まで聞こえてきてて想い続けられるケイトがすごい。
    私ならしんどくなってダメだな。
    あといくら忙しくても連絡はしないと!
    特に会う約束してるんならドタキャンはだめだよね。
    その時どうしても連絡できない事情があっても、その後謝ってフォローはしないとダメだと思う。人として。
    と、イーノットのダメ出ししたけど、事件に巻き込まれた時は必ず助けに来てくれるんだもんね、そりゃ好きになるよって思ってきた。
    それに今までが恋愛色少なめだったからかな、ケイトが南部基地に行って告白した時のイーノットの言葉に心を持ってかれそうになった。
    『できるようになって…』って!
    キュンとしたからこその、ドタキャンは悲しくなるというか…。ケイトがかわいそうになる。

    次巻で完結みたいだから、2人が幸せなところをたくさん見たいです。

  • 2014年読了

  • イーノットに縁談!
    遠い関係が更に遠くなって、それでも諦めきれない二人の気持ちは、とってもロマンチック。

    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4360.html

  • ライナスから守るためにケイトから離れ、リックをケイトの護衛につけるのはいいのですけど、イーノットってば、なんでケイトにそれを伝えないかなぁ。大事なことを伝えなさすぎで、ほんとケイトがかわいそうになります。

    しかも今回はイーノットを好きなエリカが乱入してきて、イーノットと結婚しようと外堀を埋めてきました。

    イーノットはそれを断って、やっとケイトに気持ちを伝えるのかと思ったら、ものすごくいいところで邪魔者登場。

    キスのときに鼻で息ができないケイトに「できるようになってくれ。」っていうイーノットににやってしちゃったのにーー。

    しかもまたケイトに何も告げずにどっか行っちゃってます。なんで一言伝えないのかなぁ。ケイトかわいそう。

    次巻で最終巻なんで、こんどこそイーノットの気持ちが出てくるのを楽しみにしてます。

  • えっと、次回最終巻?!ってことらしいですが?
    もう、気分的にはリオでいいじゃん。それがだめならニコルでもみたいな。
    中佐の良さがあんまりわからなくなってきました。
    いや、でも、次回楽しみです。

  • ケイトと少佐。向きあってもその道は険しく

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著者プロフィール

第10回角川ビーンズ小説大賞・読者賞を受賞し、「女神と棺の手帳」(全6巻)にてデビュー。

「2017年 『聖女様の宝石箱 ダイヤモンドではじめる異世界改革』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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