- Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041014042
作品紹介・あらすじ
保の家は、由緒正しき庭師の家系。大叔父が営むガーデンショップ「栽-SAI-」に居候しながら大学に通っている。そんな彼に、大学の先輩・香澄から「木を守ってほしい」との依頼が…。香澄の祖母が大切にしている梅の木を伐ろうとすると、不吉なことが起こるというのだ。それを解決してくれるのは、住み込みの無口でクールな庭職人・啓介。保の兄のような存在である彼は、なんと現代に生きる陰陽師だったのだ-。怪事の裏に隠された、人やあやかしのさまざまな"想い"を解き明かしていく、ちょっぴり怖くて、とっても優しい連作短編集。
感想・レビュー・書評
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知らなくていいことは知らないままで、直感にしたがって君子危うきに近寄らず
なのかな -
居候先の家は、庭師。
それだけだと思っていたら、実はそうでもなさそうで。
うっかりと知らない世界にこんにちは、という状態。
今までそうと知らずに生きてきたなら
徐々にとは言え、びっくりな世界です。
しかも実害あり。
怖くても詳細を聞きたくもなります。
徐々に明かされる、人の背景。
しかし本人達は、それがどうした状態。
仕舞には、さらに妙な(?)人が増えてきてますし。
主人公の立場から言ったら、説明を! と
叫びたくて仕方がありません。
見てる分には「さあ?」と言われてるほうが
面白いですがw
祓う、のではなく、意識をそらさせるだけ。
そうそう、害があるから、だけの理由で
全部を排除してません。
なので、正体(?)が分かるだけ。
起承転結が欲しい人は、それだけ!? と
言いたくなるような連続短編、です。 -
面白かった!庭職人と陰陽師が上手くマッチしてる。木は怖いのありそうだもの。
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現代の陰陽師モノ。主人公がもう少し突っ込んで行ってもいいかな?
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庭師と陰陽師
案外、需要ありそう -
近くの吉祥寺が舞台、気になる陰陽師ネタということで面白かった。
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【図書館本】うーん……。何か物足りないのは期待しすぎたからかな? あまりあやかしあやかししてなかったし、主人公好かれ巻き込まれるだけで何も出来ないし、陰陽師もそれっぽいことあまりやらないし……。
ただ、久世兄弟は好きだw 弓弦くんと付き合うの大変そうだけど、それはそれで楽しそうw
これはシリーズとして続くのかな? もう少し様子を見てから購入検討しようと思う。 -
めっちゃ面白かった〜!続きが気になって気になって仕方がないので、早く続編出ないかな。