- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041014189
作品紹介・あらすじ
妖怪課職員としての勤務も残りわずかとなった秀也は、自分の将来、ゆいとの関係に悩んでいた。そんな中、凶悪妖怪たちが次々と現れる異常事態が!? 秀也、朧月の運命は――!?
感想・レビュー・書評
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妖怪(長屋歪)も死んじゃうんだな。これは悲しかった。
恋物語はご馳走様って感じ。
20170930詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一応最後まで読んだけど、正直イマイチだったなあ。恋愛模様もなんか気持ち悪いし。長屋歪…(´;ω;`)
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朧月市妖怪課のシリーズ3作目にして完結編です。封じていた妖怪を解き放っているあるグループとの戦いが待っています。それまで、憑りつかれた妖怪が魅力的だったせいなのか、妖怪たちとの関わりは意外とほのぼのとしたものに感じていました。ところが今回はなかなか厄介です。更に本書は中ほどで思いがけなくあっさりとあることが起きて、主人公と一緒に呆然!青柳さんヒドイ…。一応きちんと収束し後味も悪くないようになっていますが、私は結局ずっとショックを引きずって、更にラストで泣きそうになりました。
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「呪戸神社裏山、瞬入道騒動の件」
彼女が討伐に拘る理由。
まず前提として家族の誰かが封じられていた物を壊したのが始まりなのだから、彼等を恨むのは少し間違いな気がするな。
この町だけという思いは分からなくもないが、それだからこそもっと対策用の人員を増やすべきでないだろうか。
「フランケンシアター、たたばしりひた走りの件」
居なくなった友人。
彼の場合、護るべきものは人間だけでなく普段から絡んでいる妖怪達もということを失念してしまっていたのかもしれないな。
彼がもっと早く匂いの理由に気がつくか違和感を感じ取っていれば、簡単に彼女の子が言う事を聞かなければと後悔は尽きないな。
「斑爪百穴、妖怪封印解き現場撮影の件」
遂に捉えた犯行現場。
自ら封印を解いてまで自分たちの野望を叶えようとするなど、市民を護る立場に立とうとする人間としてあるまじき行動だな。
ただこうもあっさり証拠が撮れてしまったのは、本当に裏をかけていたからなのか少し不安が残るな。
「宵原秀也、最後の戦いの件」
強硬手段に出てまですべきは。
彼女たちはある意味、自分たちの信念を貫き通した者であり何かを信じ動いていたのだろうがやり過ぎだよな。
目の前で市民を見殺しにしてしまっていたら、きっと彼は今後一生夢を語れなくなってただろうな。 -
シリーズ第三弾。
まとめ買いしたから、最後まで読んでしまった。
何と言いますか、軽すぎてね・・・
そして、この主人公の秀也が嫌いだ。
時々、青臭くて、それっぽい事も言うけど全く響いてこない。
仕事も恋も、振り回されて、流されてるだけなんだもんなぁ~
面白かったのは、マユツバ帖と外伝ですね。
別巻でまとめて出してくれたら、読みます。 -
秀也の成長物としては、人生の中の一地点になるのでこれで良いのかもしれませんが、もうちょっとしっかりしたオチが欲しかったです。
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愛すべき妖怪「長屋歪」がぁぁ!
結構大仰な話に膨らみ、最後も大団円にはちょっと足りないけど、イイ感じに終わりました。 -
【図書館本】とても大きな問題を置いていった。“――いつまでも平和だと思うなよ”。そして“自分の見た夢には責任を持たなきゃいけない”。この2文はとても印象に残っている。
長屋歪の件は切なかった。愛着のあったキャラだっただけに寂しくもあった。
けど話が大きくなりすぎてたのと、ヨイハラさんとゆいちゃんとのレンアイが盛り込まれててテンションは急落。白けてしまって素直に楽しめなかったのが残念。