- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041014783
作品紹介・あらすじ
ストックホルム中央の公園で女児の死体が見つかった。彼女は前年、不審な男に話しかけられ、警察に証言を残していた。そのわずか二日後に別の公園で新たに少女が殺害され、ストックホルム市民は恐怖に打ち震えた。連続少女暴行殺人事件に、刑事マルティン・ベックは仲間と事件に取り組むが、手がかりは三歳の男の子のたどたどしい証言と、強盗犯の記憶のみ。捜査は行き詰まる――。警察小説の金字塔シリーズ・第三作!
感想・レビュー・書評
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マルティン・ベックシリーズ。犯人を絞り込む様子にハラハラドキドキさせられた。が、その割に終わり方があっけなく感じられた。
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マルティン・ベックシリーズ3作目。女児が性暴力を受け殺される、悍ましい事件を追うベックと同僚たち。個性豊かな面々が、面白い。最後に登場する巡査、クリスチャンソンとグヴァントも覚えておくべし。事件の解決はあっけない気もするが、リアルな展開とも言えよう。
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療養中につき、いつもなら本棚の奥にしまい込んでオブジェ化してるお気に入りの本に手を伸ばしてみました。
やっぱり面白いなぁ!
この巻でグンヴァルト・ラーソンさんが初出かあ。感慨深い。
これからどんどんますます、登場人物たちに深みが増してくるんだよね。
犯人はもう分かってる。でもこの小説の面白さは当てものの部分じゃない。
次巻にも手を伸ばしてしまいそう。 -
2018/05/03読了
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本シリーズは、ストックホルムを中心とした1960年代の街の、そして人の急激な変化に関する描写がすばらしい。本作もその雰囲気を楽しめる。
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(後で書きます。何が起こっている訳でもないのに不穏な冒頭の描写が特によい)
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このシリーズを読むのは『笑う警官』に続いて二作目。ちょっと最後あっけなかったけど、やっぱりこの雰囲気は好きだわ~。警察小説の金字塔ってうたわれるだけのことはあると納得。
英語からの重訳、しかし名訳者高見浩さんによる旧訳もどんな感じか気になるので、今度はそれで一冊読んでみようかとと思います。
3歳の目撃者ボッセ可愛すぎた。これ、ぜったいタラちゃんだよね。 -
6月1日読了。図書館。マルティン・ベックシリーズ