白桜四神 秘密の恋は六花のごとく! (角川ビーンズ文庫)
- KADOKAWA/角川書店 (2014年11月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041015803
感想・レビュー・書評
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念願の官吏になった四神たち。白桜(実は女性で里桜姫)はいきなり兵部省の平民の問題児だらけの隊を任される。無視されたりして落ち込む白桜だが、青丞の助言で、当たって砕けろの気持ちを思いだして、全力で取り組むうち、隊員たちの心をつかむ。その頃、都には金髪の鬼が出現して、貴族の姫を攫って行く事件が次々に起こる。その鬼の正体は…。
青丞との仲がおかしくなったり、いろいろ危うい場面があったりするが、ぎりぎりで乗り越えていく。いやあ、この綱渡り感が面白いのかも。しかし、最後にまた危機が!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
5.6巻を一気読み。
相変わらず当たって砕けろとばかりの勢いと正義感で進んで行く白桜が清々しい。
6巻から新展開も始まって、恋もようやく動き始めたので今後に期待。 -
新しいキャラもでてきていろいろきになるところですが。
なによりも秘密が。 -
シリーズ6巻目。
新章の始まりです。
とにかく本編を読み始める前のカバー裏の著者近況で、作者さんが出産してた事にまず驚きました!
表紙は前巻と同じく3人となっています。
何かを思うように白桜へと手を伸ばす鵬玄の表情に釘付けになりました。
更に、白桜を挟んで青丞の考え込むような表情も気になります。
読了後にもう1度表紙を見返してみると、本編での彼等を表している事が分かりました。
本編では、遂に念願の官吏となった白桜でしたが、帝から任命された仕事は兵部省に新設された荒くれ者ばかりが集まる隊を隊長としてまとめ上げる事でした。
訓練所で寝起きを共に出来ない白桜は、初動から平民が集まる隊において彼等との距離を大きく開ける事になってしまいます。
しかし、白桜のまっすぐで正直な気質と度胸の良さで平民の彼等に少しずつ受け入れられていきます。
一方、白桜に「嘘」を吐かれていたと思い悩む青丞からは距離を置かれてしまいますが、ラストでは鵬玄の行動と共に意外な展開へと向かっていきます。
新章という事で、白虎家の正当な跡継ぎと名乗る凌箔が新たな敵のようで白桜は窮地に立たされてしまいますが、次巻では恋の三角関係の行方が気になります!
…人様の庭で大事な話はやめましょう。 -
この三角関係とってもいいわ~
恋は盲目と言うけれど。。。
ちょっぴりじれったい 笑