F ‐エフ‐ 茨の刻と青の地図 (角川ビーンズ文庫)
- KADOKAWA/角川書店 (2014年8月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041015834
作品紹介・あらすじ
「あなたの最期を私に――人としての、死を」滅びゆく異世界を救うことを運命づけられた少女、響。唯一の生き残りの騎士リュイとともに、世界を救うために旅をする。しかし、人の皮を脱いだ幽鬼たちに囲まれて…!?
感想・レビュー・書評
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読む順番を3➡️1➡️2で読んでしまったため、やはり、連載もののタイトルには数字が欲しいと思う。
リュイ、響への想い(と言っていいのか)を自覚し、暴走しないように耐える。。
たぶんリュイの心情をエルが聞いたら絶対に近寄らせない気がする。
糸森作品のヒロインは言葉のチョイスが無意識だけど煽り上手だわね…。
キュルンとした目でイイ体だねと言われたリュイ。。頑張れ!我慢だ!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1巻では主人公・響は置かれた状況を、どこかまだRPGの様に捉えていた訳だけど、2巻では打って変って事の深刻さを骨身に染みた残酷な事態。中学生の身にはハードだなぁ。登場人物はまだ二人と一頭のみなので、次巻ではニューフェイス登場かな。
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追加シーンが泣けた...
響ちゃん頑張れ...
作者様はどの作品でもトリップ主人公にとことん優しくない仕様だけどそこが好き
ところで私もエルをもふもふしたいのですがどこに行けば会えますかね? -
ネットは読んでいないのだが、ン〜。華麗ピンナップによって高まった期待ほどではなかった。
物語の展開が単調で、場面転換が唐突で、やっぱりネットデビューの頃という荒削り感がいなめない。
彼女が初めて人を救うためにレイムを殺す心理描写は緻密なのだが、あまりホラーものが好きではない自分の好みも絡んで、恐怖ポエムに感じてしまって辛かった。
とはいえ、脳天気だったヒロインの成長や、孤独なリュイへの彫り込みは好きだ。
異世界ものらしく、ここで頑張ることになる覚悟や救いたいという気持ちは応援したい。
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4087.html -
えっとちょっとグロテスクな描写もありますが。
それよりなにより、次回に続くが気になりすぎて。
あっちもこっちも待ち遠しいです。 -
相変わらず辛い立場に追い込まれるヒロイン。甘酸っぱい初恋手前のような淡い関係と胃液が逆流するような酸っぱさ。その2つを味わう(おおお、後者は味わいたくない)イメージだった2巻。混沌と血に溢れた世界でシルヴァイとのやりとりだけが一服の清涼剤だったかな。人もどきからレイム、そして人への変貌はあまりの恐ろしさに目を離せないかと。そして、ラストがこんなとこで!響、リュイ、エルはまた逢い見えることができるのか!?できなかったら死活問題だわよ。。
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糸森さんのブログにも書かれていたようにグロ描写はあまめに修正されていましたがほとんど違和感なく読めました。
前巻と同じく良い意味で加筆箇所が多く新鮮な気持ちで楽しめました。