櫻子さんの足下には死体が埋まっている 白から始まる秘密 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 935
感想 : 52
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041016312

作品紹介・あらすじ

櫻子と捜査中に怪我を負った正太郎。櫻子はこれ以上正太郎を危険にさらすまいと、距離を置くことにする。再び櫻子と共に事件を追いかけたいと思う正太郎は…。櫻子と正太郎の出会いも描かれる珠玉の作品集!

感想・レビュー・書評

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  • 櫻子さんとの最初の事件入り。あとは学園での事件に花房の影がちらほら。
    ミステリものにありがちだが、問題の多い学園で…(-_-;)
    櫻子さんの博識と、二転三転するストーリー展開が面白い。相変わらず幼い正太郎にややイラッとする。それと、運動部でもないのにそんなに食べて太らないの?

  • 舞台が函館で、馴染みのモノが出てきて面白く読めた。
    まさかの犯人、妹で結構驚き。
    叔父さん素敵だ。

  • 良い

  • とうとう明かされる2人の出会い。謎のメル友の正体を知った時は鳥肌がたった。

  • 【再読】函館での捜査中に犯人によって刺され大怪我をした正太郎は、その身を案ずる櫻子から距離を置かれてしまっていた。そんな中、櫻子にとって自分は死んだ弟の代わりに過ぎないのではと、心を痛める正太郎が思いを馳せるのは、中三のときの櫻子との出会いの事件で…。櫻子とどういう関係になりたいのかという正太郎の苦悩がひしひしと伝わってきて、胸が締め付けられます。そして、着実に花房の影が正太郎たちに迫っているのが恐ろしい。これからどのような事件が待っているのか、気になるところです。

  • 館脇くんと櫻子さんが初めて出会った時に起きた事件。その事件が、櫻子さんの弟と繋がり、命の重みを知るきっかけになっていく。館脇君が入院中にメールのやり取りをしていたphantomの正体とは…。

  • episode0的な出会いの部分などを遡りつつ、学園生活に戻っての平穏と言うか、よくありそうな相談を受けたりと言う日常を描きつつも、不穏に迫りくる巨悪があります。裏にいるのかいないのか、背後で糸を引いているのかどうなのか、ずっと不穏な空気感を作りつつ、クライマックスでのその発露は、なかなか恐怖心をあおります。回顧を含めた中編と言う感じなのでしょう。残り冊数から、まだ中盤ですが、巨悪の大きな影とその影響力が見える一冊でした。噂話の出どころ調査と言うモノの影響による拡散。SNSなくても伝聞、伝播の性質ですね。

  • 櫻子さんの家のばあやって元気だよね~。
    いつまでも櫻子さんのそばにいて欲しい。

  • こんなタチ悪い女子高生いやだ…。鴻上さんがまともだから、落差がすごい

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著者プロフィール

北海道札幌市出身。2012年まで旭川市在住。小説投稿サイトE★エブリスタにて作品を発表し、高い筆力で人気となる。同年、「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」にて、E★エブリスタ 電子書籍大賞ミステリー部門(角川書店)優秀賞受賞(Eleanor.S名義)。他に、怪盗ロワイヤル小説大賞 優秀賞、E★エブリスタ×『カルテット』小説コンテスト 大賞を受賞。著作に「昨日の僕が僕を殺す」シリーズ、「涙雨の季節に蒐集家は、」シリーズ(共に角川文庫)などがある。

「2022年 『後宮の毒華』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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