忌談 3 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 82
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041016404

作品紹介・あらすじ

蛇口を捻ると水とともに赤い糸が出てくる水道(「赤い水」)、マンションの一室から聞こえる不可解な声(「叫び」)、鮨屋の板前に切られたヤクザの顔は……(「刺身包丁」)。大人気嫌な話シリーズ第3弾!

感想・レビュー・書評

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  • 実話怪談集第3弾。

    著者は北九州の裏社会に精通しているらしく、その筋の人間が出てくる話が多い。『ドンケツ』世界をホラーにしたよう。
    水商売やフーゾクが舞台の比率も高い。そのことが、シリーズに独特の陰影を与えている。

  • 奇々怪々。ぞわぞわする。
    生きているうちに経験することはほぼないだろう。
    だからこそ、経験した者の心にはずっと深く突き刺さって、二度と抜けることのない棘があるのだろう。
    しかし…経験は…したくない。

  • し、知らないうちに蜘蛛を…⁈
    それは嫌だ!

  • 後味のなんともよろしくない怪談揃い

    蜘蛛の話とか最後の文に思わず身震いをしてしまった。マスクして寝るべきか...

    古本の帰還は元持ち主からしたら奇跡だけど知らずに購入した人にとっては不気味極まりない現象...
    明日は我が身の怪談で怖い

  • スーパーナチュラルを扱ったものもあれば、そうでないものもある忌まわしい話集、第三弾。実話系だけにスッキリしない話が多いのはいたしかたない。今月末には第四弾も刊行予定とか。

  • ■ 1594.
    〈読破期間〉
    2015/6/16~2016/6/18

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著者プロフィール

福澤 徹三(ふくざわ・てつぞう):1962年、 福岡県生まれ。ホラー、怪談実話、クライムノベル、警察小説など幅広いジャンルの作品を手がける。2008年、『すじぼり』で第10回大藪春彦賞受賞。著書に『黒い百物語』『忌談』『怖の日常』『怪談熱』『S霊園』『廃屋の幽霊』『しにんあそび』『灰色の犬』『群青の魚』『羊の国の「イリヤ」』『そのひと皿にめぐりあうとき』ほか多数。『東京難民』は映画化、『白日の鴉』はテレビドラマ化、『Iターン』『俠(★正字)飯』はテレビドラマ化・コミック化された。

「2023年 『怪を訊く日々 怪談随筆集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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