- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041016589
作品紹介・あらすじ
「嘘だ。こんなの媚薬のせいに決まってる…!!」顔だけが取り柄のアダルトグッズメーカー社員の和馬は、一目惚れした美人開発部主任の新美に猛アタックをかけるが、彼の同期のやり手営業部長・九鬼に邪魔されてばかり。そんな折、新美から思わぬHの誘いを受けた和馬は、暗くしたホテルの一室で男と抱き合うが、その相手はまさかのライバルの九鬼部長!?しかも新美に騙されて服用した怪しい薬で昂ぶる体を鎮めるために、九鬼の手で達かされ、初めて奥で喘がされてしまい…!?
感想・レビュー・書評
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なんか読んだことあるって思ったけど、読んでなかったみたい。登録漏れかも。同居しちゃえよ〜〜って思う。
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小中さんの受は大概性格含めて可愛いんだけど、この本の受ももれなく可愛い!ちょっとクセのあるおバカキャラなんだけど、とにかく微笑ましく、攻が惹かれていく描写が自然に感じられる。受と攻がくっつくきっかけになった脇キャラもよい。
受が上司含めて周囲の人たちからバカだ…と思われてる様子にクスっとして、小中さんを作家買いしようと思うのはこんなところなんだなと実感した一冊でした。好きだ。 -
お互いに恋敵だったのに~~~あるグッツのおかげて・・・
もう、コメディタッチでおもしろすぎ!シリーズならないかなぁ・・・試作品はどんどん作られてくるのだから。 -
とても良かった。
設定も展開もキャラも、奇想天外でくだらなくて納得感もあり心地よく読めて良かった。
何より受が「アレなこ」なのが良い! -
はじめはもっとエロい軽い話かと思っていたら、意外と真面目な恋愛話でおもしろかった。
和馬は自信過剰、自意識過剰なアホだけど、頭は悪くないし根は結構素直。自分でもいろいろ薄々気づいてるけど見ないフリして気持ちを立て直そうとしたり、なんか憎めない。
アホさ炸裂のコミカルな前半と打って変わって、後半はとても切なかった。
九鬼に惹かれている自分に戸惑ったりいちいち気になったりする様子が、今までの自信過剰ぶりとは違ってとてもかわいかった。
ちょいちょい出る和馬の言葉のセンスに笑ってしまった。
九鬼はハイスペックな攻め。アニキ教はよかった(笑)
新美はちょっとずるいなー。 -
リーマンもの。医療機器メーカーとは表向きで、アダルトグッズを扱っている会社が舞台だから当然あれこれ期待してしまうわけで。そんな読者の気持ちにもしっかり応えてくれているストーリー。
見た目はイケてるけど、いつも呆れたことばかりやらかしちゃうとってもアホなリーマン登場。ところが、なぜか途中から彼のことがかわいいかも…とうっかりキュンとさせられるマジックなんですよね~
自信過剰なナルの和馬は残念な美形で、最初はちょっと痛い行動が目立ちます。自称バイで攻。進学就職の動機もいい加減なんですが、人のことは言えないなとwちょっと共感。
攻×攻らしいですが、和馬は本人の勉強不足と思い込みからの攻では?と心配になる攻w
センセの以前の作品で攻×攻がありましたが、あちらに比べるとどうもアヤシイです…
ほんとに和馬って困ったちゃんでしたね~
でも、根は真面目で素直で嫌味がないところがいいです。そして異様にポジティブ!そのへんなポジティブさがとってもかわいいな(アホだけど)と最後には思わせちゃうところがすごいです。憎めません!
和馬の恋敵の九鬼は、とても攻らしい攻。好感度が高かったです。しかし意外にヘタレな面があって、それが誤解とすれ違いを産んでしまいます。アニキって…ww
一番衝撃的だったのが新美です。きれいで頭が良くて天然なだけかと思ったら、鬼畜すぎるし幼稚な捨てゼリフ吐くしで、幻滅しながら大爆笑です。とんでもなさがハンパなくて強烈印象でした。
「俺と部長とパンケーキ」は、タイトルみたいにスイートですごくよかったです。和馬がかわいくて、九鬼と一緒にキュンキュンしました。 -
ライバルから恋愛対象にという大変好ましい設定でワクワクして読みました。和馬が異様に前向きでお馬鹿で可愛い。しかし後半はキュンとくる展開。さすが小中さんです。