愛蔵版 機動戦士ガンダム THE ORIGIN (12) めぐりあい宇宙編 (単行本コミックス)

著者 :
制作 : 矢立 肇  富野 由悠季 
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 42
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041017579

感想・レビュー・書評

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  • というわけで完結です。
    前巻の最後でガンダムとジオングが相打ちになった後、アムロとシャアの一騎打ちのあたりからです。
    そしてシャアがキシリアを討ち、アムロが脱出して終了。
    感動と言うより、何だかしんみりしましたね。ついに終わったか、、、という。
    しかしこのストーリーだけでは1冊分にならないので、後半、外伝というか、後日談的な話しが3編載っています。
    シャア(キャスバル)の誕生、1年戦争後のアルテイシア、アムロの話しなどです。それなりに面白いですが、この3編はまぁ、あっても無くても良い感じ。(^_^;)
    しかしこの12冊にも及ぶ The Origin は素晴らしい本でした。ガンダムって深いなぁ、と思うこと度々。愛蔵版は、表紙も厚く、紙質も良く、カラーページもたくさんあって、とても良かったです。高いだけある。

  • 帯表
    安彦ガンダム、愛蔵版で完全完結!
    武道家内田樹、看破。
    武人哲学者と安彦良和がガンダムをめぐって交わした対話に加え、シャアの誕生、アムロやセイラ達のその後を描いた中編3本を収録!
    帯背
    安彦ガンダムついに完結!

  • 富野由悠季の原作でもない、TV版でもない安彦良和のガンダムがようやく終了した。独自のエピソードや解釈も盛り込まれ、毛筆で描かれたガンダムは現代の絵物語だ、芸術的価値は高いと思う。原作ではアムロは死ぬし、セイラは淫らであったけれども、ややTVよりのガンダムではあったように思う、セイラは出来れば淫らにしてほしかったけれども。やたら線を入れてうまく見せかける漫画家は多々いるけれども、毛筆で線を略してこれだけ描ける漫画家は滅多におらず、世界にも誇れると思う。

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著者プロフィール

1947年北海道生まれ。66年弘前大学入学、学生運動の結果、除籍。上京後、アニメーターとなり「機動戦士ガンダム」「巨神ゴーグ」を生み出し、のちに漫画家に転身。
作品『アリオン』『クルドの星』『ナムジ 大國主』『虹色のトロツキー』『王道の狗』『天の血脈』『ヤマトタケル』『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』ほか
著作『原点THE ORIGIN』(岩波書店)ほか。

「2018年 『革命とサブカル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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