プラスチックとふたつのキス 魚住くんシリーズII (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
4.20
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本棚登録 : 585
感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041017661

作品紹介・あらすじ

野郎と寝るなら尼になる。そう公言しているサラリーマンの久留米だが、なぜか近頃、親友の魚住が気になって仕方ない。そんな魚住のもとに、少年時代の彼のカウンセラーの弟だと言う男が現れて・・・・・・。

感想・レビュー・書評

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  • 2巻!
    もったいなくて読めない~~(塔があるんで・・)と思ってたけどカバンにこれしかなかったので
    エキスポ待ってる間に読めてしまった^O^

    超よかったな!なんだこれは!

    バター飴のくだりがよすぎて3回も読み返してしまったwwww

    魚住くんの生い立ちが不幸すぎて、重いテーマ扱ってるよなーーとは思うんだけど
    いかんせんそういう描写にばかり目がいってしまう

    会えるのが楽しみで具合が悪くなるとか
    いっしょにごはん食べるだけでしあわせそうとか
    はねた油をふいてあげるとか

    どんだけ・・・!!!!!!

    3巻はまだ買ってないけど我慢できなくて読んじゃいそうだからまだ買わない!!!
    塔がせめて半分にならないとな~~

    今日は久しぶりにガッツリ読書ができてしあわせ^^
    面白い本ばかりだったのもよかったな~

  • おもしろくないわけではないんだけど、サクサク読んで何も覚えてない内容の薄さ。
    いや、間を空けて読んだのも原因だとは思うけど。
    貴史くんキャラ的には嫌いじゃないけど、何がしたかったのかあんまり共感できなかった。

    こう、もう一歩掘り下げたり踏み込んだお話がほしかった。

  • すぐさま2巻を読む。
    シフォンケーキの章がとても良い。
    自分の誕生日がはっきり分からないなんて悲しい部分もあるけれど、「みんなでシフォンケーキを食べるのがなんかいい」と思った魚住に嬉しくなった。

    久留米と魚住の距離感をもどかしく思うけれど、もっとモダモダしていてほしい…!とも思ったり。

    魚住はまだまだ暗い過去を抱えているんだろうな。この先どうなるんだろう。
    早く続きを読みたい。

  • 前半は魚住の過去につながるお話。まあまあ濃いというか重い話。

    シフォンケーキをみんなで食べる話はなんてことない日常の1コマなのに、鼻の奥がつんとしてしまった。

    個人的にこの巻では「彼女のwine,彼のbeer」が1番刺さった。ただのうざい女の子だと思ってごめん安藤さん。
    ----
    「だって、疲れるでしょ。無理してたら」
    「疲れるけどね、確かに。自分では上手くやってるつもりだったのに」
    「自分の思った通りにやんないと、だめだよ」
    「だってさ、そんなことして最後どうなっちゃうか知ってる?」
    「あのね、最後はね、」
    「最後は死ぬの、おれたち」
    (※ところどころ中略)
    ---
    いくつもの死を見てきた魚住の言葉には嘘がなくて、でも決して諭すとか説教じみた重みもなくて、ただただ、そうだよなあ…と思わせるのが不思議。

    久留米も魚住も(周りの彼らも)お互いの気持ちに気づいてそうで気づいてなくて、いやでもほぼ分かってるじゃん!?みたいな状況だけど、魚住の性格を考えると進展は早そう。
    課題(?)は久留米だけど、どうなるのか続きを早く読みたい。

  • 感想:
    虐待については一巻ではあまり取り上げなかったなと思った。恋愛というよりも、今回は心の傷についてをテーマに持ってきていたのかなと思う。あと、2000年に発行されたっていうのが衝撃。普遍に人気。

    おすすめ・キーワード:
    恋愛、トラウマ、虐待

  • 新展開の予感。脇役なのかなぁーと思っていたサリームが急に存在感ましてきた。それに2人もやっと自分を受け入れはじめたし。

  • 2018/05/31 15:09:12

  • 野郎と寝るくらいなら尼になる。そう決めているサラリーマンの久留米だが、なぜか近頃同性の友人・魚住が気になって仕方ない。距離を置くため同居を解消することに。一方魚住のもとに、日下部という男が現れ、「あんたが兄貴を殺したんやろ?」と衝撃的な言葉を投げかける……。日下部の兄と、魚住に、かつてなにがあったのか? 感情の欠落した魚住が、少しずつ生きる意味、幸福──そして恋とその痛みの物語、第二巻。

  • ゆっくりとお互いを意識始める2人。焦れったい〜笑
    魚住くんには久留米しかいない! 久留米、魚住くんを包み込んであげて笑

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著者プロフィール

東京都出身。おもにライトノベルにて活躍する気鋭。代表作は「カブキブ!」シリーズ、「魚住くん」シリーズ(角川文庫)、「妖き庵夜話」シリーズ(角川ホラー文庫)、「宮廷神官物語」シリーズ(角川書店ビーンズ文庫)など。榎田尤利名義でも著書多数。

「2023年 『妖奇庵夜話 千の波 万の波』 で使われていた紹介文から引用しています。」

榎田ユウリの作品

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