事故調

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著者 : 伊兼源太郎
  • KADOKAWA/角川書店 (2014年5月31日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041018323

事故調の感想・レビュー・書評

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  •  志村市の人工海岸で突然陥没事故が発生し、9歳の男の子が意識不明の重体となる。責任は一体誰にあるのか。元刑事で現在は市役所の広報課で働く黒木は、権田市長から、事故調査委員会よりも先に原因を探り、県警の動向も探れとの特命を受ける。

     最初はとにかく市の責任だという結果が出ないように、事故調査委員会で発言権をもつ人間に対して脅迫まがいの行為に出たり、刑事時代のつてを使って情報を集めることに遁走する主人公。しかしやがて何が大切なのかを思い出し、自らの組織を浄化する方向へと持っていく。情報屋や新聞記者の存在が、主人公の元々の人間性をうまく表しているなぁと思った。現実にある事故調査委員会もこんな風に裏工作されていたりするんだろうか。

  • 何年か前に、実際にこんな事故があったよね...
    公務員体質の嫌なところを強調して描いているけど、最後になって急に男気を見せ出すのは嘘くさい

  • 2015,02,14

  • 人工海岸で起きた陥没事故。
    厳しい世論の中、市長から下った特命とは。
    明石での事故を思い出しながら読む。
    さまざまな立場、それぞれの過去を抱える人たちの人間模様が描かれ、引き込まれる。
    人の行動には、何か結果が伴うが、その責任と向き合う、主人公の葛藤が描かれている。

  • 元刑事の黒木が市の職員として、人工浜で起こった砂の陥没で少年が死亡した事件の真相を調査する物語だが、責任逃れの姿勢ばかりが目立つ地方公務員の悪い面と少数だがキラリと光る職員を上手く描いている.当時の工事責任者等の聞き取り情報の中から、重要な所に気づく感の良さで責任者を突き止めるが、最後の場面で意外な人物が壮大な裏工作をしていることが判明する部分は秀逸だ.面白かった.

  • 伊兼源太郎作品初読み。
    何年か前の明石の同様の事故を元にかかれているのかなぁ?
    こういう公共の場での事故に対しての責任追及は難しい上にお役所仕事・お役所体質では責任追求どころか責任の所在を追求することすら難しいだろうな。
    役所・企業・個人を問わず何事も無ければそれで良しって感じなのかもしれない。
    警察あがりの職員がボディーガード的な役目以外の部署に配置されることはないんじゃないと思っているのは私の偏見なんだろうかw

  • 面白いですが、協力者が多く上手く行き過ぎな気がしました。

  • 明石の人工砂浜陥没事故に題材を取っている。普通にありそうなストーリー。

  • 明石の大蔵海岸で起きた人工砂浜陥没事故をベースにしたヒューマンミステリ。結末が少し駆け足な感じが気になりましたが、登場人物達も魅力的で楽しめました。

  • まあまあかな。

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