- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041019689
作品紹介・あらすじ
熊本・天草において、真夏日に大雪が観測され、空に巨大な十字架が浮かび上がった。平賀とロベルトは奇跡調査を開始するが、隠れキリシタンの信仰が色濃く残る天草では、とある奇妙な怪談が噂されていて……!?
感想・レビュー・書評
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舞台が日本だったり、天草四郎を知ってたり、物語の背景にある文化や歴史の知識が薄らでもあったので物語がスムーズに入ってきた。
それにしてもあの拷問器具はマジ怖い。
なんであんなエグいもん思いつくんだろ
2023.3.25
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日本、島原ということで
流石に今回はたるい感じかなぁと思ってましたが
奇跡というより、キリスト教の理念のようなものを
とても綺麗なミステリーで説明頂いた感じでした
なんか、読み終わった時、物凄く清々しい気持ちに
今までとは違った感動と満足感を味わいました
まぁ、これまでのバチ奇あってのギャップ萌ですけどね。 -
舞台が日本なので、これまでよりもはるかに読みやすい。何となく身近に感じられるので、読んでいて気持ちよい。キリスト教という視点から見た歴史は分からないでもないが、どうも歴史認識が中途半端な気もした。隠れキリシタンや日本神話に対する解釈についてはフィクションの部分もあるので、そういう風に持って行くやり方もあるんだなぁと言う感じ。
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Welcome to Japan なバチ官十巻目。日本の有名なキリシタンと言えば天草四郎ってことで、平賀氏とロベルトさん、熊本上陸。何時もは面倒見られるばっかりな平賀氏が日本語でのコミュニケーション役でちょっと頑張ったり。そして田舎の大量おもてなし料理(毎食)に涙目な二人の微笑ましいエピソードとか。本題の落とし所含めて、いい感じに纏まった日本編でした。しかしなんだ、15年度のバチ官シリーズはやる気満々のようですね。読みが追い付くか心配です。