最後の晩ごはん 小説家と冷やし中華 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 1339
感想 : 107
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041020579

感想・レビュー・書評

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  • ■ 1688.
    <読破期間>
    2016/11/10~2016/11/11

  • やっと読めました。やっぱりこの作品大好きだなあ。
    真剣な話なのにクスッと笑える部分がまた読みたいと思っちゃいます笑。続き読も。

  • 読み終わったあとに優しい気持ちになれるストーリーだった。悪い人が出てこなくて現実離れしているけど、師匠と弟子、先輩と後輩、店主と客、兄と妹、主と従者、それぞれがお互いを思いやっていることがよくわかった。

  • 「アリの前では格好をつけるキリギリスは一本筋の通った性根だ」というのも素敵♪
    淡海先生の話も感動的だったけど、何と言ってもおばあちゃんたちが素敵。
    加えてロイドも素敵♪

  • 結構長いシリーズなのに読むきっかけがなかったこの本が結構面白かったので2冊目。

    カイリが前巻よりもちゃんとしていて好きになりました。
    芸能界で擦り切れた?けれど元からまっすぐなんだろうな。
    その分、「犠牲にしてしまってすまない」感を感じない元マネージャー?社長?にモヤモヤ。

    今回は淡海先生の話で思いのほか重くて複雑。
    お互いを想っていたのにすれ違うってキツイ。
    死に別れるとすれ違っていることすらわからないから悲しい。
    でも淡海先生はそうならずに済んでよかったです。

  • 最後らへんの小説家がかわいい

  • 2015年12月31日読了

  • 夏神さんの過去が気になりすぎるんやで…。
    そんで「夏神さんの過去超知りたいけど自分から話そうって気になってくれるの待つ」姿勢の海里マジ男前。

  • 【最終レビュー】

    予約著書・約、1ヶ月弱待ち。図書館貸出。シリーズ・第2弾。

    前作同様

    〈舞台は「地元・芦屋」界隈〉

    映画『ALWAYS―三丁目の夕日』シリーズを『彷彿』させるかのようで

    《素朴で、ふんわりと心地いい『作風の空気』を感じ入りつつ》

    作風の膨らみがじんわりと溶け込むように

    〈シンプルで、飾り気の欠片が全くない『自然体な描写』〉

    が、前作以上に更に生えていたなといった印象でした。

    前作途中から登場している

    [常連客の小説家]

    が本業の作家とは別に、わずかながらサポートをしている

    『限定講座を通じて集まった人達=〈高齢者限定の劇団(60代~80代の女性が中心)〉』と

    〈小説家のかつての家庭環境、出生の秘密、亡き妹(兄妹)との関係〉

    が『軸』です。

    高齢者劇団といえば、蜷川幸雄さんもかつて『年代層の高い世代限定で』の劇団を結成し活動されていた時期がありました。

    何だか、この蜷川さんの高齢者劇団の雰囲気と似通ってるなという感じを受けながら

    [アクティブさと、生き生きさと、和める『空気』が上手く絡み合う]かのように伝わってくるかのようでした。

    これ以上はネタバレになるので、この辺りで…

    次作も、言うまでもなく図書館貸出予約中。楽しみに待ちます。

    シリーズ4まで、現在発刊中です…

    《無言のメッセージの温かさ》

    《劇団員の人達―自分のことは『自分でやらんと「ボケるんです!」』―》

    《ちっちゃいことを『改善する「だけ」』で〈印象が変わる〉って〈大事なこと〉》

    《鷹揚さ、懐深さ、心地よい空気を(略)―満たしている―》

    *前作・最後の晩ごはん・ふるさととだし巻き卵(最終レビューアーカイブ)

    http://booklog.jp/users/sapphire913/archives/1/4041020565

著者プロフィール

作家。監察医。講談社ホワイトハート「人買奇談」にてデビュー。代表作は「鬼籍通覧」シリーズ、「奇談」シリーズ(講談社)、「最後の晩ごはん」(KADOKAWA)、「時をかける眼鏡」(集英社)など多数。

「2023年 『妖魔と下僕の契約条件 5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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