確信犯 (角川文庫)

  • 29人登録
  • 3.27評価
    • (1)
    • (2)
    • (7)
    • (1)
    • (0)
  • 1レビュー
著者 : 大門剛明
  • KADOKAWA/角川書店 (2014年9月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041021705

確信犯 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 真犯人が死の間際に残した過去の罪の告白。
    だが、「一事不再理」によって二度と同じ事件で罪を問うことはできない。
    司法というものに正面から向き合おうとした物語だった。
    構成は悪くないと感じたけれど、登場人物がどうにも好きになれなかった。
    後半部分で中心となる高遠と穂積だけれど、いまひとつ深みがないように感じた。
    「確信犯」にこだわった意図は十分に伝わってきたけれど、それでもどこか推敲途中の物語のような思いが残った。
    「確信犯」が行動するとき、そこには必ず犠牲者が出る。
    正義のための犠牲だと信じる者だけが、「確信犯」になれるのだろう。
    どことなく後味の悪さを感じながら本を閉じた。

全1件中 1 - 1件を表示

大門剛明の作品

ツイートする