満腹論

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
4.33
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本棚登録 : 193
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041024515

感想・レビュー・書評

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  • 「満腹論」を読みながら、あれ。と思ったことがありました。
    それは“旅の楽しみが電車に乗ること”という一文。
    この前の本「from everywhere」では「もう何ヶ月も電車に乗るのは避けていた」と冒頭始まるのですから。

    どうやって真綾ちゃんが電車嫌いを克服していったかは、
    「from everywhere」を読んでいただくとして、
    満腹論で時系列的に読んでいくと、ヨーロッパ旅行の前の
    真綾ちゃんの様子が分かりました。
    あのレバニラ事件の前後もそれなんでしょうね。

    今回、「満腹論」のレビューを書くにあたって、「from everywhere」を再度、読み返したのだけれど、また
    びーびー泣きまして。

    旅立つ前の辛い状況、変わっていく様子、今を
    順繰りに音楽と共に味わっていました。

    満腹論に登場する3年日記も始めてみました。
    今度、陶芸にもチャレンジする予定です。
    早く予定入れなきゃ。

    真綾ちゃんの文章を読むと私も何か始めよう。
    今の気持ちを言葉にしようと思えるのです。
    うーんと、この続きは手紙にしてみようかしら。

    奥付を見て気づいたんですが(もはや、真綾ちゃんが描いたのかと思ってた)
    イラストは、まどマギの魔女の世界をデザインした、
    劇団イヌカレーだったんですね。
    あの不気味可愛い感じ、ピッタリですよ。

  • 文章がうまいし、面白い。

  • 772.1

  • 真綾さんの書く文章、好きだなあ。坂本真綾という個人の哲学にさりげなく触れられる一冊。

  • 9か月かけて読み終えた、真綾さんのエッセイ。やっぱり真綾さんが好きです。シャワーあと寝る前のお供にしてましたけど、一日の終わりにして幸福のご褒美。
    ちゃんと心に刺さる言葉もあって、ストレイトで素直な感じが愛しいというか本当に好きです。

    特にに印象に残ったのは「パンケーキは乙女の味」「新婚卒業記念」「苦味」と「ない?!」そして2つの最後の書下ろしもとっても好きです。

    たぶんまだまだ先になりそうですが、次回作期待してます。

  • エッセイは好きなはずなのになぜか二の足を踏んでましたが、読み始めるとテンポがよく程良く緩急の利いた文章に一気に読み進めてしまいました。
    『満腹論』ってタイトルだけど、ごはんの事だけにあらず、真綾さんの日常とか思い出とか想いとか、素顔に迫れる一冊になっています。一日一日を大事に生きたいですね。

  • 真綾さんの書く文章はとてもキラキラしている感じがして好きです。

    外国を旅したことない私ですが、美味しそうな料理の話につられてちょっと興味がわいてきました。
    食べることの楽しさを改めて認識。いろんな料理に挑戦したい気分!

    幸せ感とワクワク感で私も満腹です。

  • 良い本

  • 世界食べ歩きに行きたくなりました。満腹。いやあ、でも、自分はわりと好き嫌いもあるし、お腹も弱いし、、とか、予定も何もないのに腰が引けてしまって。そういう、小心な部分を少しずつ克服していきたい。好きなこと、やりたいこと、投げ出さずにがんばろう、と元気になれる、居酒屋の美味しい一品料理の盛り合わせ、みたいな一冊でした。

  • 声優・歌手、様々な一面を持つ坂本真綾さんのエッセイです。
    「満腹論」っていう考え方に凄く共感しました。

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