虹色の童話 (角川文庫)

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  • KADOKAWA (2017年8月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041026335

虹色の童話 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 「愚者の毒」「入らずの森」の作者ということで自然に高まる期待と七色の題名とは裏腹に、心荒ぶ家族関係の毒気に当てられて全体を覆う灰色の閉塞感に息苦しくなっていく。
    千加子さん…怖いよ。瑠衣くんには、大家が言いかけていた「あの土地はね」の続きも影響を及ぼしていたのかな。各家庭燻る火種はあったにせよ、やはり人が住んじゃいけない土地ってあるんだと神妙な心境になった。話に粗さを感じるものの野犬や赤いスカーフの伏線の繋がりは巧妙。
    きっとあの後彼だけは生きている…そんな気がして仕方ない。

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虹色の童話 (角川文庫)の作品紹介

民生委員の千加子は、「レインボーハイツ」をたびたび訪れる。その名が虚しく響く、くすんだ灰色のマンション。そこに住む、なかば育児放棄された5歳児・瑠衣を世話するためだ。他の住人たちも生活に倦み疲れ、暗い陰をまとっていたが、やがて必然のように不幸が打ち続く。その裏にちらつく小さな影は一体……日常にじわりと滲み出す闇を生々しく描く、長編ホラーミステリー。解説:千街晶之

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