鬼塚パンチ!

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 26
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041028377

作品紹介・あらすじ

東京郊外の昭和レトロな商店街にたたずむ鬼塚理髪店。ドレッドヘアでジャマイカかぶれの父親は、しょっちゅう息子のハヤトを新しい髪型の練習台にしようとするので、気が抜けない。高校ではサッカー部のレギュラー入りを目指し、練習に打ち込むハヤトだが、最近気になるコがいてHな妄想がふくらむばかり。そんなハヤトに次々とピンチが襲いかかる!?個性豊かなサッカー仲間との友情、おせっかいだけど温かい家族の絆、ほのかな初恋。大笑い必至、心温まるおバカな青春小説。

感想・レビュー・書評

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  • 面白いけど、軽すぎるな~話しも予想から外れない。
    2015.5.7

  • おもしろい。鹿児島の実際の学校、地名など親近感あり、鬼塚ファミリー楽しい。次回作が楽しみです。人生いいことも悪いこともあるけれどいい時は悪いことを思って、悪い時はいい時のことを夢見て僕たちは生きる。一人ひとりが平和であれば世界も平和。だから僕は幸せに生きる。家族の世界の幸せのために僕は生きる。

  • サッカー好きの散髪屋の息子が主人公。中学生から高校1年生までの話。恋の悩みあり、サッカーありの青春小説。
    最後にホロリとさせられてしまった。

  • 夢に向かって努力することで人はきっと幸せになる!!筆者のシンプルな想いがヒシヒシと伝わる泣き笑いありありのドタバタ青春小説。成績は??のサッカー大好き少年が、進学高の高校教師よりスカウトされる事より物語がスタート。試練を乗り越えめでたく合格!夢に描く楽しい高校生活〜。そして緊張の初デート!、生活指導教師との確執!?、そして停学??。次々と押し寄せる幾多の苦難を乗り越えた先に訪れたものは・・。特徴は一人称一視点にて誰もが経験した活力に溢れ、パンチの効いた青春時代を軽快なタッチで表現した事。更に成績向上の極意、商店街の再生等唸るアイデアも彩りを添える。一粒で二度美味しい一気読みの良作です。

  • パワフルな家族を持つサッカー少年の、妄想とプライドが渾然一体となって転がっていく青春小説。恋愛を意識し出したところから加速していって、読む前には想像できなかったところに着地。お父ちゃんがカッコいい。少年の妄想もお父ちゃんあってこそかもしれない。この頃は他人を意識しまくっていたよなあ。

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著者プロフィール

著者・鬼塚 忠(おにつか・ただし)
鹿児島市生まれ。大学在学中から世界放浪の旅を始め、四〇ヵ国を巡りながら世界各地で働く。帰国後、海外著作の版権エージェント会社に勤務したのち、独立する。

著作に『Little DJ』(2007年映画化)、『カルテット!』(2012年映画化・ミュージカル化)、『僕たちのプレイボール』(2010年映画化)、『花戦さ』、『恋文讃歌』、『鬼塚パンチ!』などがある。

「2017年 『風の色』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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