箱入り王女の災難 時間と秘密と天使のワルツ (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 123
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041029510

作品紹介・あらすじ

ひょんなことから、召し使いグレーテルの身体に乗り移ってしまった王女フレデリカ。そんな中、王女のお披露目会が開催されることに! さらに陸軍大臣ミュラー公爵がグレーテルに疑惑を抱き、探りを入れてきて?

感想・レビュー・書評

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  • 王女フレデリカには秘密がある。身体に自分の魂が戻れる時間は一日一時間、それ以外は心臓もとまった死体のようになる。それだけでもピンチなのに、三百年前の天使に繋がる六公爵のうち、真に血統の残るミューラー公爵に疑われている上、国の転覆を目論み国王暗殺を企てた組織に牽制をかけたため、フレデリカとともにミューラー公爵も命を狙われることに。色々なトラブルに巻き込まれていくフレデリカは無事に自身の御披露目である園遊会にでられるのか?身体は元に戻るのか?イザークとのトキメキは進むのか、今回もなんとなく大きな先読みは出来つつも、楽しく読了しました。

  • 馬に乗るのよくがんばったなあー
    グレーテルはどうしてもルナの声で再生される

  • 1巻では誰も彼も怪しく見えてましたが、黒幕はあの公爵ではなかったわけね。かえって心強い味方が出来たと。それにしても結構面白くなって来たところなのに、次の巻で終わりなのよね。もっと引っ張ってくれたらよかったのに。グレーテルも幸せになってくれて大団円ならいいな

  • 二巻目。
    王女様がんばってます。

    完全に戻るためには、じゃあ少なくともあと5巻分は続くのかしら?と思ってみたり。

  • 二巻目です。
    召使グレーテルの体に入ってしまった王女フレデリカ。
    イザークの忠誠によって、一日一時間だけもとの体に戻れることを確認したけれど、次なる難題は”王位継承のお披露目会”!
    未だ女王としての自覚も、自分の方向性も見えないヒロインですが、彼女なりに頑張っております。
    フレデリカとイザークの事情を知る公爵家のユリウスは、女王にするために手段を選ばない冷徹な男ですが、1巻では知的で強い味方のように感じたのに、この巻ではすっかり狂犬扱い。
    猫となったフレデリカの側面も明らかになり始め、楽しくなってきました。
    イザーク、今後も苦労しそうね。
    あらすじなど下記
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4859.html

  • この語の展開がぼんやり見えてきましたが、キャラが増えて楽しい。
    各々自分の気持ちにたいして自覚が無いのが可愛い。
    キャラが皆いい子で読んでいて気持ちが良いです。

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著者プロフィール

広島県出身。第7回角川ビーンズ小説大賞審査員特別賞受賞。『シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黒の妖精』にてデビュー。温かく優しい読後感が持ち味で、登場人物の繊細な心理描写も高く評価されている。他著に「封鬼花伝」シリーズ、「箱入り王女の災難」シリーズ、「一華後宮料理帖」シリーズ、『ここは神楽坂西洋館』『仙文閣の稀書目録』などがある。

「2021年 『転生佳人伝 寵姫は二度皇帝と出会う』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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