まけるもんか 正義のセ

著者 :
制作 : アルビレオ 
  • KADOKAWA/角川書店
3.55
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本棚登録 : 261
感想 : 41
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041029817

作品紹介・あらすじ

筆頭検事として尼崎支部に赴任した凛々子は、医大の研究室から女性事務員が転落死したと聞き、事件の匂いを感じる。そこへある告発状が届いて……。仕事も恋もままならないことばかり! 等身大のお仕事ストーリー。

感想・レビュー・書評

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  • 『正義のセ』1、2、3のつづきなのね〜。
    凛々子は関西でお仕事なのかぁ。
    読んでいると大阪の美味しいものが食べたくなる(笑)。
    虎子との知り合い方もありそ〜。球場外でも関係があったとはびっくり。でも、縁がある人ならそんな偶然もありそう。
    凛々子のようにしつこく粘り強くありたいなぁ。
    しかし、あまりにもきっちりしすぎなのも疲れそうなのでほどほどに力を抜いて。

  • 熱血漢の女検事が主人公。恥もたくさんかくけど、元気になれる話。

  • 一生懸命に立件に向けて動く検事、あまり注目される事は無いが一つの事件にこんなに労力がかかるとは

  • 勝どきの豆腐屋に生まれ育った竹村凛々子は、子どもの頃からの夢だった検事になった。
    六年目を迎え、筆頭検事として神戸地検尼崎支部に赴任。
    不慣れな土地で、個性豊かな事務官や刑事たちに支えられながら、仕事に邁進している。
    一方、プライベードでは、世をときめくイケメン俳優と知り合いになるも、思わせぶりな態度に翻弄されっぱなし。
    ある日、信頼する刑事に持ちかけられた、市立医大の女性職員の変死に大事件の匂いを感じ取った凛々子。
    熱心に捜査を続けたものの、上司は彼女の方針に疑問を呈し、ストップをかける―。

  • 吉高由里子と広瀬アリスをイメージして読んでいるからかサクサク進む!
    りりこの真っすぐなところ、読んでてすかっとする。

  • 茂木さんが個性的だった。

  • シリーズ4作目ということを知らずに読んでしまった...。でも支障はなく読めた。仕事の仲間が素晴らしい。

  • 正義のセ、融通きかんちんの検事、竹村凛々子の日々。

    神戸地検に異動になり、慣れない関西の土地で仕事をしていくなかで
    偶然110番担当の虎子との出会い、明日香の紹介で知り合うことになった俳優の朝見桔平に寄せた思い、

    知り合いの刑事に教えてもらった医科大の変死事件。

    地検に送られてきた内部告発状と、興味本位で聞いていただけだった医科大の変死事件が、実は凛々子が担当することになった医大と医療メーカーの汚職事件に関係していること。

    なかなか真実を言わない被疑者2人に手こずらされ
    挙げ句の果てにはその件から身を引くことになった凛々子だったが
    遠く離れた北海道でその件に決着をつけることになるまで。

    神蔵くんが良いね。
    事件解決すると胸がすっとする。
    融通きかんちんだった凛々子の成長を感じた。
    串揚げ食べたい。
    続きも是非読みたいなー。

  • 女性の変死からの事件を扱っているにもかかわらず爽快で文章がずっと明るい。阿川さんの性格からかな。

  • 検事をやめたり子育て中だったりする相手に抵抗なく事件の話をしてしまうことに若干の引っ掛かりを覚えた。守秘義務の大切さを二〜三巻で知った筈なのにと思わず感じてしまう。でも元検事とかだし、この場合は良いのかな。感覚が難しい…。俳優さんの胡散臭さに気付かずに騙される凜々子は純粋なのかな。どうせなら感情移入して一緒に騙されたかった。昔の知人もこんなだったのかなと思ったり、リアルに考えると気持ち悪かったりしそうなメール攻撃だったけれど、結局やっぱり神蔵守が悪くないのかもしれない。串揚げが美味しそうだった。

  • 2018/7/21
    シリーズの中では一番面白かった。
    関西弁だから?
    凛々子が恋をしたから?

  • 汚職事件に興味がないのでイマイチだったかな。

  • 2018_03_39-037

  • 【最終レビュー】

    図書館貸出・文庫本有。

    〈4月(春)クール地上波連ドラ:日テレ系・水10枠『正義のセ★』〉

    *公式サイト

    https://www.ntv.co.jp/seigi-no-se/

    ―原作本・最終話―

    地元のある支部に転属となり、見知った地域の数々が舞台…

    公私両方で、新たに遭遇する

    〈現実味を帯びた、崖っぷちの数々〉

    ひとつひとつ、目の当たりにしていく。

    その中で、葛藤し、苦しみ、もがきながら

    これらをバネにしながら、どう、自ら乗り切っていくかという過程。

    『何故、最終話で、このタイトルがつけられているのか』

    その理由が、より内容全体を通して鮮明に伝わってくる印象…

    加えて

    〈オンとオフ・それぞれを、今まで以上に、バランスよく大事にしていこうという明確な姿勢〉

    〈自分を見失わないよう、ささやかなたしなみを楽しみ、ある時は、存分に吐き出し、涙を流したりといった『人間味ある描写』〉

    〈被疑者・検事・事務官・警察官:それぞれの視点〉

    といった

    [日常茶飯事のエピソードの数々]

    生々しい雰囲気が明瞭に醸し出されていました。

    こうして、身近で起こりうる話が、シンプルに綴られている。

    〈至って、ありふれた物語そのもの〉

    といったで作風であることを…

    自然体かつ率直に、そう感じ取っています。

    ちょうど、1ヶ月後の本編・第一話。

    この原作シリーズを踏まえながら、どういう流れで本編が展開されていくのか。

    後は、スタッフ・キャスト陣に一任するのみです…

  • 阿川さんの本が読んでみたくて手に取った本。

    主人公は女性検事、検事としての仕事の頑張り、芸能人との恋・・・、凡人の私としては感情移入できる部分が少なかったなー・・。

    主人公と同じ年齢くらい(30代)の女性には響くかも。

  • 図書館で見つけて 表紙のビールジョッキの絵にひかれました

    おもしろかったです
    検事さんって大変な仕事なんですね
    凜々子さんのお仕事は粘り強くテキパキなのに私生活はわりとダメ子さんなギャップがおもしろかったです

    もっと検事さんの出てくる小説が読んでみたくなりました‼

  • 勝どきの豆腐屋に生まれ育った竹村凛々子は、子どもの頃からの夢だった検事になった。
    六年目を迎え、筆頭検事として神戸地検尼崎支部に赴任。
    不慣れな土地で、個性豊かな事務官や刑事たちに支えられながら、仕事に邁進している。
    一方、プライベードでは、世をときめくイケメン俳優と知り合いになるも、思わせぶりな態度に翻弄されっぱなし。
    ある日、信頼する刑事に持ちかけられた、市立医大の女性職員の変死に大事件の匂いを感じ取った凛々子。
    熱心に捜査を続けたものの、上司は彼女の方針に疑問を呈し、ストップをかける―。
    (アマゾンより引用)
    前、レビュった『正義のセ』の続編。
    『正義のセ』は3巻があんま面白くなかったんだけど、今回のは面白かった(*´∀`*)
    ただ、やっぱ主人公の性格は好きになれんけど(笑)

  • 2016.2.10読了
    続編が出てたんだ。主人公と同年代だからだらうな、同感したりツッコミながらと楽しく読める、好きなシリーズ。虎子の登場が良かった。(図書館)

  • 女検事 竹村凛々子が事務官の榎戸治と事件を解決する物語だが,登場人物が多彩で楽しめた.最初に出てくるのが三上虎子.警察官だが上司と衝突して110番担当に回されている.舞台は尼崎なので大阪モードが全般に流れていて,会話もまた楽しめた.医大の高中教授と茂木康彦の汚職を摘発するため,青井刑事らと捜査を進め,検事正に強制捜査を進言するが却下される.事件が北海道に飛び火して,札幌で凛々子が大活躍してこの事件を解決する.イケメン俳優や同期の検事との恋物語も良い.楽しく読めた.

  • 大好きなシリーズを追い求めるのは、至福の時間。
    主人公の成長をつぶさに見守ることができるのは
    シリーズものの醍醐味なのでは。
    なんだかんだいっても
    神蔵くんとは絶対に憎からず仲なのだと。
    舞台を尼崎に移しつつも、新たな仲間に恵まれて成長を遂げる凛々子。
    今回も楽しめました。
    関西の良さが全面に出ているかと思うと
    札幌の場面も後半に登場。どこまで読者の心を鷲づかみにする気なんだろうなぁ。阿川さん。

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著者プロフィール

作家

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

阿川佐和子の作品

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