ラプラスの魔女

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著者 : 東野圭吾
  • KADOKAWA/角川書店 (2015年5月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (452ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041029893

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ラプラスの魔女の感想・レビュー・書評

  • 東野圭吾さんは大好きな作家さんのひとり。
    東野圭吾さんの本は、この本で77冊目ですが…

    途中で、全くページが進まなくなり…
    ようやく読み切りました。

  • 東野圭吾2015年5月発行の意欲的な長編。
    空想科学的な要素を含み、「これまでの自分の小説をぶっ壊してみたかった」とのこと。

    かって起きた竜巻。
    母子が巻き込まれたが‥?

    元警官の武尾は数理学研究所の依頼で、羽原円華という若い女性の警備につきます。
    行動を共にするうちに、彼女には不思議な力が備わっているのでは、と思うように‥

    二つの温泉地で、相次いで硫化水素による死亡事故が起きます。
    検証のために訪れた研究者・青江は、双方の現場で謎めいた娘を目撃します。
    一方、事件を追う中岡刑事。
    冷たい美貌の甘粕才生という天才と、その息子の健人。何かが欠落している人物の研究による、思いもよらない結果が今起きている‥?!

    普通の人間達が、天才の引き起こした未来的な事態の謎を追う展開。
    先の予想が出来る能力は場合によってはすごくカッコいいけれど、現実に生きていくのは難しくなるという点も。
    ファンタジー‥だけでもない微妙なところがポイント?
    不思議な作品でした。
    好きってところまで行かないけど、イメージの豊かさや展開の上手さで、読んだ甲斐はありました。
    作家デビュー30年、80作目の到達点だそうです。

  • う~ん…
    何て言ったらいいのか…

    東野さん、いつも読みやすくて大好きなのですが、これは思うように読み進めることができなかった。
    誰が主人公(?)というか、感情移入して読んだらいいのかわからなくて…

    私の中で東野圭吾さんの作品=絶対面白いといった図ができてしまっているので、ハードルを上げすぎているのかもしれない。
    それか、連日の猛暑で私の集中力がバテバテだったか?

    楽しみにしていただけに、残念です。
    また、いつか読み直したいです。

  • 【図書館本】東野圭吾さん43冊目。図書館に発売前にリクエストをできず、気づいたら200人以上待ちに。その状態からブックオフと値段のにらめっこ状態が続く(500円以下に下がるのを待っていた)。根気強く待った甲斐がありようやく図書館で普通に借りれることができた。結果からいうと期待が凄かっただけに残念な結果に。空想科学ミステリということで、ちょっとテーマが飛躍しすぎたのかも。主人公って結局誰なんって感じで、あまりのめり込めなかったかな。

  • 映像化されたら面白いだろうなと読みながら感じた。場面が絵で浮かぶそんな感じ。

  •  作家デビュー30周年記念作品にして80作目。東野圭吾さん曰く、「これまでの私の小説をぶっ壊してみたかった」という。東野作品としては珍しい作風には違いない。以下の文章は、未読の方は目を通さないことをお薦めしたい。

     こういう系統の作品、はっきり言えば超能力物に、東野作品として前例がないわけではない。まだブレイク前の作品である『虹を操る少年』は、個人的にも大好きな作品だし、文庫版解説の井上夢人さんが悔しがったほどの傑作だった。

     また、SF的要素を持つ作品には、『パラレルワールド・ラブストーリー』などがあるし、近年の『パラドックス13』は正面切って描いたSF大作であった。そして、『ガリレオ』シリーズっぽくもある。僕に言わせれば、本作はどこを切っても東野作品である。

     遠く離れた2つの温泉地で発生した、硫化水素による死亡事故。だが、ある刑事と研究者は、真相を疑っていた。両現場付近で目撃された謎の娘。彼女は、失踪した男の痕跡を追っていた。2人に共通する、驚異の能力とは…。

     2人の能力とは何なのか、どんなカラクリなのか。正直なところ、ちょっと読めてしまった感がある。そして、これまたある東野作品を思い出してしまったが…。2人にいわゆる超常現象を起こす力はないことは書いてもいいだろう。

     こんな能力なのだから、最後の対決のシーンで「敵」に勝ち目などないことはわかり切っていた。何も知らない「敵」が滑稽でさえある。いや、十分すぎるくらい派手なのだが…勝負そのものは呆気なくて、やや拍子抜けした。せっかくの狂った「敵」なのに。後始末は、まあそうするしかないだろうなあと思う。こんなもん立件不可能だ。

     というわけで、帯が煽りすぎな面は否めないが、今回もさすがの安定感といえる。東野作品のあらゆる要素を発見できたのは楽しかった。もはや大御所である東野圭吾。僕はこれからも、その安定感と安心感を求めて、読み続けるだろう。でもいつか、本当の意味で読者を裏切ってほしいと、期待している。

  • ラプラスの魔法をつかえる2人は、このあとどこへ行ってしまうんだろう。

  • ヒロインと少年の設定、核になる事件の動機が非現実すぎた感じがする。

    どんでん返しは確かにあるのだけど、最初の事件、次の事件、謎解き、登場人物、全てがちょっと物足りない。
    事件を追いかける数人がヒロインを追い、ヒロインは少年を追い、少年は父親を追いかける…。
    謎を解く人物も何人かいるわりに、人物にそこまで魅力がなくて、あまり感情移入せず。

    物語の展開はあるのに全体的に淡々とした話ではあったけど、個人的には、
    「この世に存在意義のない個体などない」
    という言葉はいまの自分にしっくりきました。

  • 面白い!さすが東野圭吾さん

  • 外れることなく面白い。あっという間に読んでしまった。今すぐ映画にできそう。円花ちゃんはもう少し若ければ堀北真希さんで。

  • ラプラスて何?と、思いながら読み始めた。
    物理?科学?ミステリーなのか?
    超能力なのか?
    円華が、主人公らしきなのに、流れは、後妻の年寄り監督の夫殺害の事件発端から、同様の事件で、妻、娘、そして、植物人間となった息子への話が、展開していく。
    植物人間の息子は、どうなったのか?
    又、その家族は、幸せな生活でなく、仮面の生活をしていたことが、わかってくる。
    息子の復讐が、どこまで、行くのか、、、、

    ついつい、分厚い本でありながら、一気に読んでしまった。

  • 久しぶりの東野圭吾。やはり読みやすい。
    さくさくー
    アイディアが良い。ひきこまれる。
    けどまとめかたがあと一歩というかんじ
    最後よくわからないかんじでおわる。
    でもまた色々読みたくなった!東野作品

  • 東野圭吾お得意の理科系トリック(そんな言葉があるかどうか知らんがw)の物語。

    だいぶ都合よすぎる部分はあるけれど、最初は全く関係ないと思われるシーンを次々に展開し、それが少しずつ繋がっていくのを体験していく気持ちよさの演出はさすが。

  • ミステリーというかファンタジーというか。
    最近東野先生はこのテの作品が多い気がするなぁ。

    事故に巻き込まれた後、不思議な力を持つようなった少年少女と硫化水素を使った連続殺人が物語の大きな筋なんだけど、同じ東野先生の「悪意」を思い出すようなくだりとかそれなりに楽しめた。
    ただし全体的になんとなく薄味というか、ラストはそれでいいの?的なところもあって★は3つで。

  • 超能力のミステリーはフェアじゃないから苦手意識がありますが、‟ラプラスの悪魔”という理論が大昔に展開されている辺り、あながち幻想ではないのかもしれません。
    彼らの特異な能力よりも寧ろ、甘粕家のDNAに組み込まれた‟父性欠乏症”の方が恐ろしい。凶悪な惨殺事件を起こすような人間は脳に何らかの欠陥がある…本当にそうなのかもしれません。
    予め取り締まることは倫理にもとる行為なのでしょうか。
    政府は新たな能力の研究だけではなく、危険分子の対策にも力を入れて欲しいと思ってしまいました。

  • 天気が予測できる、それもかなり正確に。
    事故で偶然手に入れたこの特殊な能力をいい方向に使えば問題ないのに復讐に使うんだもんなぁ。
    これだけひどい父親なら、復讐したくなる気持ちもわからなくもないが、そのために自分をわざわざ貶めることもないと思う。
    父親や謙人のためと実験台になった円華。彼女は考えるところがあったんだろうね、うまく能力を使っている。その後に期待したいなぁ。

  • 安定の東野圭吾さん。
    序盤はワクワクするんだけど、中盤から最後にかけて失速する印象。

    文章はやっぱりうまいなーと!

  • 温泉で起きた硫化水素中毒による死亡事故が2件。
    大学教授の青江と刑事の中岡が捜査に乗り出すが、
    そこには共通して現れた謎の若い女性の姿があった。

    東野圭吾作品らしく、実に安心して読める良作ミステリー。
    しかし、それ以上でもそれ以下でもなく、小さくまとまった感じ。
    もっと現実路線に振るか、もっと非現実路線に振るかした方が良かったかな。

  • ふ〜ん。
    あっそっ、て感じ。
    加賀恭一郎シリーズとガリレオシリーズ以外はホントに心に響くものがないね。
    あっ、マスカレードシリーズも頑張ってるかな?
    これも映像化したら面白いかもしんないけど。
    掴みはいいんだけど落ちが詰まんない。
    東野さんの作品ってそんなのが多い。

  • 超東野圭吾。いつもオチにつながるネタが出る前までしか楽しめない。

  • ラプラスとは、フランスの数学者ピエール・シモン・ラプラスのこと。

    もし、この世に存在するするすべての原子の現在位置と運動量を把握する知性が存在するならば、その存在は、物理学を用いることでこれらの原子の時間的変化を計算できるだろうから、未来の状態がどうなるを完全に予知できる

    ラプラスはこのような仮説を立て、その存在は後年、ラプラスの悪魔と呼ばれる。

    そのラプラスの悪魔の能力を持つ青年と少女。
    その家族と周りの人々。


    一気に読んでしまう。
    でも、その能力を持ってしても、人に関することではそこまで上手くいくかなぁ〜?と疑問に思ってしまった。
    人が次にとる行動がわかる程度であれば納得なんだけど、その人の人間性を瞬時に読み取る感じとか、自分に惹かせるとか…。それはまた別の能力のような感じがした。


    自然界の物事、特に災害などを予測できることは、人類の課題であり希望かもしれない。
    でも、それがコンピュータの計算とかじゃなく、少数の人々の能力に頼るものだとしたら…その人はたまらないだろうなと思った。

  • はじめは保険金殺人の話かなと思っていましたが、最初のエピソードがどこに繋がるのか見えてきたあたりから面白さが加速していきます。
    科学的には可能性はゼロじゃないけど、確実性がないよねと思えることでも、もっと上の視点からは、必然としか見えないということを突き詰めていけば、このお話につながりますね。
    この世に無駄なものは一つもないというのは、良い言葉です。
    表紙の写真も物語を暗示していて良いです。

  • ちょっと…いや、かなり期待はずれでした。


    ここから先 ネタバレあります。
    辛口ですので 苦手な方はUターンお願いします。

    ここんとこ、私の中では「感動作の女王」原田マハさんにハマっているせいかな?

    東野圭吾作品と言えば ミステリーでありながら
    ラストでじわ~と温かいものに満たされる作品が多いので
    好きだったのですが…

    ん?? なんだか中途半端。

    「彼女は計算して奇跡を起こす。」 
    その彼女 円華(まどか)の謎の行動、2つの死亡事件
    甘粕親子…と いくつもの事象が
    最終的に ひとつにつながっていくのはいつもの東野圭吾さんの
    読ませるところなのですが…

    この作品には 登場人物に魅力がなかった。

    ストーリーもなんだか散漫な印象。

    ただ、いつもの鮮やかな筆致で 次へ次へと読まされたけど


    そう書いてあるから そうなんだな~と思わされるだけで
    説得力がないというか 胸の奥に響いてくる事が少なかったです。

    脳の一部に電極を埋めこむ手術をしてから
    未来を予知できる人間になった謙人、そして円華もまた。

    そういう現実からかけ離れたお話だから共感できなかったのかも。

    ダウンバーストを予知して 
    その風の力で車を飛ばして廃墟を壊す・・・ってもう
    ご都合主義かと思いました。

    作家デビュー30周年記念作品だそうですが…

    もう一度言っとく。

    期待はずれ for me.



    ラプラスの魔女とは。
    「宇宙に存在するあらゆる事象のあらゆる時での状態を知り、
    全ての事象を計算により完全に予測する能力を持った悪魔のこと」

            通信用語の基礎知識より引用

  • 別々の温泉街で起きた2つの硫化水素事故。関係者がいろいろ調べていくうちに、実はそこには驚きの真実が、というストーリー。東野作品なので450ページを一気に読ませてしまう筆力はさすがだが、それほどストーリーにインパクトがあるわけでもなく、他のレビューにもある通り、主人公が誰なのかということがはっきりしないまま、いろいろな登場人物の視点で話が展開していくので、感情移入しにくいという部分はある。また、SFと言えるほどファンタジーに富んでいるわけでもなく、トリック(と呼べるかどうかわからないが)がはっきりしないため、ミステリとしての要素も中途半端である。可もなく不可もなくといったところか。

  • おもしろかったけど。一気に読んだけど。
    壮大なネタのわりに収束があっけなく。
    続編があるならありかなー。

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ラプラスの魔女の作品紹介

東野圭吾さん作家デビュー30周年記念作品!
円華という若い女性のボディガードを依頼された元警官の武尾は、行動を共にするにつれ彼女には不思議な《力》が備わっているのではと、疑いはじめる。
同じ頃、遠く離れた2つの温泉地で硫化水素による死亡事故が起きていた。検証に赴いた地球化学の研究者・青江は、双方の現場で謎の娘・円華を目撃する――。
価値観をくつがえされる衝撃。物語に翻弄される興奮。

「マスカレード・イブ」から約9ヶ月ぶりとなる最新刊です。

”これまでの私の小説をぶっ壊してみたかった。
そしたらこんな作品ができました。”       ――東野圭吾

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