バケモノの子 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 1257
感想 : 92
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041030004

作品紹介・あらすじ

この世界には人間の世界とは別の世界がある。バケモノの世界だ。1人ぼっちの少年がバケモノの世界に迷い込み、バケモノ・熊徹の弟子となり九太という名を授けられる。その出会いが想像を超えた冒険の始まりだった。

感想・レビュー・書評

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  • やりたいことリスト「劇団四季の舞台を観に行く」のため、人生初めて予習しよう!と読んでみた本。
    映画とか劇とか、導入部分で分からないときが多々あるし。

    実は寝落ちして話半分しか読めなかったけど、これが正解!
    読んでいない残り半分を舞台で充分楽しめたし、舞台終わった後に続きを余韻として読む。新しい読み方だな。

    ふわっと読むと児童書っぽいですが、深く読むとメッセージ性の強いお話だと思う。親子(のような)愛、人間の闇…。
    そして、舞台ではなかったみんなのその後、エピローグが読めてちょっと安心しましたよ。

    • へぶたんさん
      わー♪Manideさん、コメントありがとうございます!

      観たことあるラインナップが、羨ましすぎます( ノД`)…美女と野獣は大昔(笑)観ま...
      わー♪Manideさん、コメントありがとうございます!

      観たことあるラインナップが、羨ましすぎます( ノД`)…美女と野獣は大昔(笑)観ましたが、私も好きですよー!

      そうなんです、幻想的!それです!
      演出がとっても素敵でした。

      大門…なんせ私、西日本方面在住なので調べてみましたら、めちゃ近いですよ、劇場!素敵な外観見れるだけでもいいなあ…。
      JR浜松町で降りて、昔あったポケセンしかいったことなーい( ノД`)…
      2024/01/22
    • Manideさん
      うわ〜、いいですね〜
      今は大阪でやってるんですね。

      観てみたいな〜(^_^)

      東京ではやってないようなので、
      我慢してテレビで見返します...
      うわ〜、いいですね〜
      今は大阪でやってるんですね。

      観てみたいな〜(^_^)

      東京ではやってないようなので、
      我慢してテレビで見返します(笑)
      2024/01/22
    • へぶたんさん
      是非夢の世界へ〜(´∀`*)♪
      (決して寝落ちではない)
      是非夢の世界へ〜(´∀`*)♪
      (決して寝落ちではない)
      2024/01/22
  • 熊徹と九太の関係が時が経つにつれて強くなっていくのが読んでいて良いなーと思った。
    帯に書いてあった宮崎あおいさんの「人を育てるということは相手に育ててもらっている面もある。」という言葉が本当にしっくりくる作品だった。
    映画も良かった!

  • 映画をTV放送してたのを、チラッと観ただけした。こんなに面白い展開になっていたとは、つゆ知らず…
    次はしっかり映画を観てみます

  • 素直ではない熊鉄と九太とのやり取りの中に、深い愛情を感じた。血は繋がっていなくても、自らの命を差し出してしまえるほどに、熊鉄は親として九太を大事に思っている。剣へと姿を変え、二度と九太に会えなくなるとしても、親としての務めを果たした熊鉄に涙した。この作品を見る、読むことで、誰でもが持つ胸の中のカタナの存在に気づけますように。

  • 映画バケモノの子の原作本

    母親を交通事故で無くした蓮は、離婚した父親ではなく、
    本家に引き取られることになるが逃げだす。
    渋谷の街中で点々と生きながらえ世の中を憎んでいた。
    そこに渋天街のバケモノ熊徹に出会い、見初められる。
    蓮はその影を追いかけるうちに迷い込み、
    熊徹の弟子となり、九太として生きていく。
    師弟関係になり、互いに高め合う二人。
    九太は渋谷の街に戻り、楓と出会い、
    自分が知らない世界を知りたいと強く願い始める。
    そうしているうちに、父親の居所がわかり、
    人間の世界で生きることを選択するか迷い葛藤する。
    師である熊徹に相談したかったが、
    人間の世界に興味をもって勉強ばかりで、
    修行していないことを指摘され、喧嘩別れしてしまう。
    父親のもとに向かうが自分の気持ちをうまく整理できず、戸惑い、渋天街へ。
    宗師様のあとを決めるため、熊徹は猪王山との試合。
    苦戦を強いられているところに、
    迷った挙句に罵声を浴びせる九太。
    二人で勝利をおさめ、喜んだのもつかの間、
    猪王山の弟子、一郎太が闇に飲まれて熊徹を瀕死に追い込む。
    九太は怒るが闇に飲まれそうになるのを踏みとどまり、
    意を決して一郎太との戦いに臨む。
    渋谷での決戦で楓を守りながら戦うが窮地に追い込まれる。
    今度は熊徹の助けを得て、二人で勝利する。


    師弟関係という間柄でありながら、互いに学び合い強くなっていく二人。
    そして「胸の中の剣」は知らないうちに磨かれているように思った。
    白鯨の話が随所に絡み、
    楓が言う「自分を映す鏡」というものが、
    蓮にとっての一郎太であり、
    クジラの姿として対峙するところもおもしろかった。

    映画を観て、いままでの細田作品の中で、
    もっとも男の子に向いたエンターテイメント性の高い作品だったように思う。
    冒険活劇と銘打つだけあってさすがの出来だと思う。

    細田作品は、キャラクターの葛藤や成長の姿をかならず描いていて、どの作品もその色が違うのについ引き込まれてしまうすごさがある。
    そして、どの作品も「ひとりじゃない」ことに気付かせてくれるそんな作品の良さを改めて感じた。
    これからも応援し、観続けていきたいと思う。

  • 映画が公開されてますね
    これは映像でみたいなあ
    でも行けないから活字でガマン
    孤独な少年がバケモノの師匠に育てられ、
    師匠も大切なものを身に宿していく
    ラストもいいな
    動くブックカバーもらったけどまだダウンロードしてない、できない(泣
    《 お互いの 絆が育つ 知らぬ間に 》

  • 映画がおもしろかったので読んでみました!
    映画のシーンを思い出しながら読むと、物語の世界に引きこまれて夢中になって…
    めずらしく一気に読みおわってしまいました

  • 読みやすい作品でした。映画は観てませんが機会が有れば観てみたいと思います。個人的には二郎丸のキャラが好きです(o≧▽゜)o

  • 四季の舞台を観る前に読む。
    映像化ありきの文章なので擬音語が多く読みにくい。ストーリー展開は悪くはないが文字では感動は得にくい。やはり映像化、舞台化むけの作品。

  • 本として面白いというよりは、映画(映像)として見た方が面白いと思う。

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著者プロフィール

1967年富山県生まれ。91年東映動画(現・東映アニメーション)入社。アニメーターおよび演出として活躍後、フリーに。『時をかける少女』(2006年)、『サマーウォーズ』(09年)を監督し、国内外で注目を集める。11年には自身のアニメーション映画制作会社「スタジオ地図」を設立。監督・脚本・原作を務めた『おおかみこどもの雨と雪』(12年)、『バケモノの子』(15年)はいずれも大ヒットとなり、『未来のミライ』(18年)ではアニー賞を受賞、米国アカデミー賞長編アニメーション部門にもノミネートされ世界中で注目を集めた

「2021年 『角川アニメ絵本 竜とそばかすの姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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