アノニマス・コール

  • 399人登録
  • 3.49評価
    • (20)
    • (71)
    • (101)
    • (10)
    • (1)
  • 86レビュー
著者 : 薬丸岳
  • KADOKAWA/角川書店 (2015年6月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041030288

アノニマス・コールの感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 元警察官・朝倉真志。
    3年前に退職し、同時に家族も捨てた。
    離婚以来、連絡を取っていたなった真志の携帯に、娘の梓かと思われる電話。
    梓が誘拐され、元妻・奈緒美に身代金要求の電話。

    警察を信じていない朝倉。
    朝倉を信じていない奈緒美。
    そんなふたりの願いは梓の無事。

    犯人は誰なのか?
    本当の狙いは…

    薬丸さんの本はやっぱり面白い。

  • 薬丸岳さん、デビュー10周年記念作品。
    あの「天使のナイフ」から、もう10年が経つんですね。

    とても期待して読んだのですが…
    うーん…
    すっきりしない読後感…。

    犯人の動機が、なんともやりきれない…。
    別の手段はなかったのか、とか、
    身代金受け渡しのやりとりにも、少し疲れました。

    薬丸さんは、こういうエンタメ系のものよりも、
    あの魂を揺さぶられるような作品の方が好みです。

    大切な何かを守るためには、間違っているとわかっていても、
    時に手を汚さざる負えないなんて。
    なんか苦しくなります。

    結果として、信念を貫いた真志が報われて、
    梓ちゃんの夢がかなえられることが唯一の救いかな。。。

  • 犯人から次々にかかってくる電話の指示に翻弄される、娘を誘拐された元刑事と離婚した妻の二人。
    原因は3年前の事件?
    犯人は誰か?
    裏で糸を引くのは警察なのか?
    警察は信用できず、誰が味方で誰が敵か、息詰まる攻防に目が離せない。

  • テンポが良くてぐいぐいと読まされますね。
    設定もかなり考えたのだろうなと感じます。途中の振り回される場面では一緒に振り回されてヤキモキします。

    惜しむらくは動機、というか犯人…「ええっ!?」それはちょっと苦しいと私は思ってしまった。こういう人生の過去がある人がこういう犯罪を考えるかなと思ってしまった。
    …まぁ小説なのですから無理というほどの設定ではないのでしょうけれども。
    途中の疾走感がいいと感じただけにそれぞれの幕引きの描写にモヤモヤしました。何か事件は解決したかもしれないけど何も解決されていないぞというような。
    家族としての名誉の挽回の人生を期待していいのかなと思いつつも、そこまで明るい未来でもなさそうな。

    次の作品も早々と出されたようで次も期待しています。

  • 3年前に離婚し、関係を絶っていた娘が、誘拐された。
    警察を信用していない主人公は、自力で解決しようとする。
    過去の事件と、犯人の目的など、気になる謎があり、テンポよく読む。
    警察に頼らず、即席チームで追いかけるというのも、面白い。
    目的に対し、誘拐という手段はやや行き過ぎ感。

  • 3年前に警察を辞め、家族と離れて暮らす真志に、娘を誘拐したと匿名電話がある。誘拐事件はやがて真志がすべてを失った原因となる過去の事件へとつながり…!?

    テンポがいいといえば聞こえがいいけど、薄っぺらいともいえる作品。身代金etcの受け渡しにあちこち奔走させられるシーンばかり多く、辟易とした。最近の薬丸岳の作品は、初期のころのようなパワーが明らかに失われているのが残念。
    (C)

  • 主人公の朝倉真志が警察を辞めるきっかけとなった三年前の事件が少しずつ明るみになってくる辺りは惹き込まれましたが、誘拐事件の展開はありきたり。黒幕の正体も予想通りでした。
    また、一番納得がいかないのはその動機で、主人公にとってあまりにも理不尽ですし、誘拐する必然性を感じられず不満が残りました。

  • 義父も元嫁も自分も元警察官だなんて窮屈そう。
    義父が妙に食い込んでくるところに怪しさを感じたが、やはり。不都合なことをもみ消そうとすると思わぬところにしわ寄せがくるということだなぁ。
    こうなるといったい誰を信じればいいのか?
    自分との関係性は考えず、こいつだ! と心から思える人を信じるしかない?

  • この本の前に「Aではない君と」を読み、それがなかなか面白かったのもあり、この作品は評価が少し下がってしまいました。
    誘拐された娘を助けるために奔走する父親。
    最初は面白くて読んでたんだけど、途中で想像ついちゃったのがね。
    何より、ぬいぐるみのキーワード出てきすぎ(笑)
    なんで気付かんの?普通怪しむでしょーよ!しかも元警官なんだし。
    と、ぬいぐるみ出てくるたびにイライラ。
    犯人も多分だろうなと思ったとおりだし、警察側もこの人だよね・・・と想像通りすぎて大どんでん返しがなかった。
    でも物語としては普通に面白いとは思うので★3で。

  • 連続して誘拐物を読んだしまった。しかもこの作者の作品は初めてだった。がそれでも面白かった。途中でこれも犯人とその背景がなんとなく読めてしまったが。それが、返って面白かった。刑事を辞めた真志が守ろうとした物。愛する妻と娘そして妻の父親。しかしその父親が……。

全86件中 1 - 10件を表示

薬丸岳の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

アノニマス・コールを本棚に登録しているひと

アノニマス・コールを本棚に「読みたい」で登録しているひと

アノニマス・コールを本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

アノニマス・コールを本棚に「読み終わった」で登録しているひと

アノニマス・コールを本棚に「積読」で登録しているひと

アノニマス・コールの作品紹介

3年前に警察を辞め、家族も離れて暮らす真志に、娘を誘拐したと匿名電話がある。自力で誘拐犯を捕まえるため動き出すが、誘拐事件はやがて真志がすべてを失った原因となる過去の事件へとつながり!?

アノニマス・コールのKindle版

ツイートする