ラストエンブリオ (2) 再臨のアヴァターラ (角川スニーカー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 131
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041030936

作品紹介・あらすじ

アンダーウッドを襲う“天の牡牛”に反撃を始める焔たち。しかし、新たな敵が立ちはだかり!? 一方、箱庭への帰還を目指す十六夜たちの前にも謎の敵が現れる。最強の王群“アヴァターラ”を名乗る彼らの狙いは!?

感想・レビュー・書評

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  • 西郷焔、彩里鈴華、久藤彩鳥は精霊列車に乗りミノタウロス(アステリオス)らと戦う。一方、逆廻十六夜、帝釈天も迷宮の奥で牛魔王、アヴァターラと戦うことに。
    星辰粒子体の研究で世界を救うことになる焔は、エヴリシングカンパニーの支援を受けとり、環境制御塔計画が進んでいることを知らされる。赤道上に24の候補地をもつこの計画と太陽主権を争うゲームの関係は?

  • 十六夜兄さんが2巻であっさり苦戦してしまうなんて…やっぱりメインは新キャラの方ということか。焔が頭脳労働派っぽいので十六夜と比べるとどうにもおとなしく感じてしまう。まぁ基準が前の問題児共じゃ致し方なし(笑)ジン・ペストも裏でいろいろ動いてるようだけど、現状の目的に若干の差異がある感じか?最終到達地点は同じなのかもしれないが。次は他の問題児も出てくるようで、どう変わってるか楽しみ。

  • ・焔の金牛宮のギフトゲーム編終了って感じかしら。前巻と合わせて第2部の序章。1巻をキャラクターや設定の紹介とシナリオと絡むギフトゲームの開始、2巻をその解決編って感じでしょうか。
    ・いやしかし焔の物語ではあるが、十六夜も絡んできたし、十六夜が保護するだけの子供でなくなった焔と鈴華の成長を認める流れとか十六夜の成長にもなったなぁと1部のキャラクターの掘り下げもあって素晴らしかった。なので今後、飛鳥と彩鳥の絡みとか耀と鈴華の絡みとかめっちゃ気になる……。

    ○謎
    ・黒ウサギがロリ化していた意味がわかったな……。参加資格の年齢制限。
    ・久藤彩鳥の正体に逆巻十六夜気づいた模様。
    ・牛魔王と十六夜&焔の関係性とは?クソジジイって行ってたから父親かしら?1巻で黒ウサギが焔に向かって兄弟みたいな感じで言ってたし?
    ・しかし、焔と彩鳥の箱庭関係者との繋がりはわかるけど、彩里鈴華の関係はどうなるんだろ。この作者が何の意味を付与したいわけがないと思うんだけど。

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著者プロフィール

第14回スニーカー大賞にて「イグヴェイジョン」で《奨励賞》を受賞。「問題児たちが異世界から来るそうですよ?」でデビュー。

「2020年 『ラストエンブリオ8 追想の問題児』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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