僕だけがいない街 (6) (角川コミックス・エース)

著者 :
  • KADOKAWA
4.27
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本棚登録 : 1560
感想 : 91
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041031346

感想・レビュー・書評

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  • お母さんが膝から崩れ落ちている描写が胸に痛い。

    悟が生きいることを明かす展開も良いし
    母の愛と賢也との絆も泣ける。

    加代の事をあまり話したことがないと思っている
    という、リバイバル自体を忘れているのは中々の衝撃。

    時間の中に閉じ込められているみたいだから
    出してあげなくちゃ
    と感じるお母さんが、流石サトリである。
    本当に愛情が深くて頭が下がる。
    そんな彼女に、一生懸命記したであろうファイルを
    「処分してもいい」と渡す賢也も流石だ。

    あの時君は僕らのヒーローだった
    胸にしみる言葉だ。

    そしてここに来てアイリとの再会。
    どう物語が動くのか予想できない。楽しみだ。

  • 面白い

  • うわー、やっぱコイツだったのねー2巻でそうじゃないかとは思ったけど…。しかし、15年かぁ…母ちゃんもよく頑張ったなぁ(涙)

  • 「何言ってるんだ、八代先生…」

    その闇は、時代を経過しても淀み続けている…

  • 謎ときの巻。犯人の生い立ちも。今までの巻に比べれば重い巻かな?それにしても、加代とヒロミが結婚してたのには、ちょっとショック…

  • 美里を守るべく動く悟が犯人の手にかかってしまった… 犯人の闇、彼が歪んでいく様子ははっきり言って胸くそ悪いわ。15年眠り続けていた悟が目を覚ましたけど、肝心な事を覚えていないらしい!どうなるんだろう。でも悟は一人じゃない… お母さんもケンヤもみんないるんだから。雛月さん… 彼女の幸せそうな笑顔が印象的だった。

  • 悟は一命をとりとめますが、意識が戻りません。八代の過去が明らかになりますが、やっぱりこれも怖いです。真っ黒です。意識が戻った悟に死ぬはずだった雛月が赤ちゃんを連れて見舞いに来ます。感動しました。

  • 先生の過去編もあり、これでこの人が連続児童殺害事件の犯人で確定。この人の歪みがかなり子供の頃からだってことは結構コワイ。悟殺害未遂から、未来に戻るかなーと思っていたら、まさかのタイムリープはせずに植物状態で15年眠る展開。確かに、そのまま戻っちゃったら、殺人犯の疑いで捕まったところに戻って詰むし。ちょいちょい予想と違う展開が用意されていて、このマンガほんとに面白い。

  • 衝撃の展開だった!
    前の巻でヤバいのはわかっていたけど、車が沈んでいくときの走馬灯が、もうダメかと思ったよ。
    それで母か愛梨かケンヤがリバイバルして救いに来るかと思ったら、誰も来ねぇ〜(>_<)

    そして犯人の視点に変わるのが凄い!引き込まれる上手い展開だと思った。
    ここで描かれる犯人の生い立ちに変に同情がないのがいい。兄の暴力とか、罪をなすりつけられそうになったとか、同情できそうなエピソードなのに、そんなものは関係ないほど思考回路が変で怖い! サイコパスってこういうものなんだろうね。

    「犯人の過去がどうであれ殺人は許されない」そんなメッセージが込められてるのかな? 代償行為とか、ハムスターが生き延びるためにしたこととか、きっと関係ない。
    物事の受け取り方が歪んでしまっている。
    心の欠損を埋めるために殺人をするのは「人でなし」だ。

    「苦しい時…『負けない気持ち』が勇気だべさ」

    (おそらく子供の頃の)ユウキさんに言った犯人の言葉。
    犯人にとっての意味と、ユウキさんにとっての意味はまるで違うはず。それは悟が受け取っていた犯人の言葉も同じ。
    どう受け止めるか、それが大事なんだろう。

  • 過去の改変成功。
    でもその代わりに、自分が殺されそうになって植物状態になってしまい、15年眠り続けることに。
    このさき、目が覚めた主人公を犯人が殺しに来るか、犯人はもうとっくに戸籍捨てて別人になってて、記憶を取り戻した主人公&仲間VS犯人で追いかける側と遠くから忍び寄る側のサスペンスが始まるんだろうか

著者プロフィール

北海道出身、千葉県在住。第40回「手塚賞」佳作。第41回「手塚賞」準入選。1995年「アフタヌーン四季賞 春のコンテスト」準入選。代表作は『カミヤドリ』(角川書店刊)、『鬼燈の島』、『魍魎のゆりかご』(スクエア・エニックス刊)など。

「2022年 『夢で見たあの子のために (11)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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