娼婦たちから見た戦場 イラク、ネパール、タイ、中国、韓国

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著者 : 八木澤高明
  • KADOKAWA/角川書店 (2016年7月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (355ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041032251

娼婦たちから見た戦場 イラク、ネパール、タイ、中国、韓国の感想・レビュー・書評

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  • 【書誌情報+内容紹介】
    ISBN コード : 9784041032251
    サイズ :四六判   
    総ページ数: 364
    寸法(横/縦/束幅): 128 × 188 × 20.0 mm

     世界の姿は、最古の職業・ 娼婦たちが知っている。
    <本書に登場する娼婦たち>
    ●イラク戦争下で生きるパンパンガール
    ●イラク宮廷にいたロマ・ガジャル
    ●デウキ。寺に捧げられ娼婦となったネパールの女たち
    ●インドの売春窟に売られる少女
    ●ヒジュラ。第3の性の娼婦(夫)たち
    ●売春カースト・バディ村の少女
    ●タイ、クーデター下で働く農村出身の娼婦たち
    ●中国の戸籍なき女、黒孩子 
    ●洋公主、韓国の米兵相手の娼婦

     戦争、圧政、貧困。その現場には常に娼婦たちがいた。
     国が体裁を整えるとき、はじめに手をつけられるのは、常民ではない人々であることは世の常である。常に緊張を強いられる、極限状況で暮らす娼婦たちの眼から、世界はどのように見えているのか。
     国家、軍隊、階級、習俗、貧困。人を縛るものが溢れる世で生き続ける女たち。
     米軍あるところ、常に娼婦あり。
     戦場の片隅に暮らしていた女たちが、戦場とは遠い異国にあるのではなく、常に暮らしている社会の中にあるものだと、私たちに気づかせてくれる。日本も70年前は戦争状態にあった。そして、戦場は形を変えて日本にも既に入り込んでいるのだ。
     15年以上に及ぶ紛争地取材が生んだ、現場ルポの決定版!!
    http://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g321502000282/


    【転載した概略つき目次】
    口絵写真 
    まえがき――戦争、圧政、貧困。そこにも娼婦たちはいた [003ー007]
    →米軍によって変貌した売春の形。基地、戦争、圧政、貧困。極限状況にある社会において、共通していたもの。それは、世界最古の職業とされる娼婦たちの存在だった。彼女たちから、世界を見る。
    目次 [009ー014]

    第一景 娼婦は戦地を生きる――イラク 015
    →イラク戦争でバグダッドが陥落し、そしてテロが渦巻いたイラク。米軍相手の娼婦から、フセイン政権下では宮廷にいたロマ・ガジャルに、身体を売る将来が待つ貧困地区の少女たちまで。

    第二景 娼婦は内戦を泳ぐ――ネパール 087
    →マオイストを取材し続けた著者だから見えた、農村の光景。クマリという処女神信仰がある一方、寺に捧げられ、共同体の娼婦となる少女もいるネパール。そして、売春カースト・バディも存在する国。第三の性のヒジュラも含め、内戦と習俗の風圧のもとでもたくしまく生きる娼婦たちを追った。

    第三景 娼婦は死を賭す――タイ 155
    →タクシン政権の復帰を望んだ大規模デモ。参加者の大多数は、貧しいイサーン地方の農民だった。エイズにかかりながらも、故郷のために身体を売り続ける娼婦たち。デモの裏には、切実な現実が常にある。

    第四景 娼婦は王朝に反乱する――中国 219
    →売血によってエイズ村となった農村。未だ、纏足の老女が住まう農村。そして、都市で身体を売る戸籍なき少女・黒孩子。共産党王朝のもとで、従属的な扱いを受け続ける女たち。しかし、王朝に反乱するのも、娼婦たちなのだ。

    第五景 娼婦は米軍基地に寄り添う――韓国 275
    →日本と韓国の売春は、アメリカとは切ってもきれない。米軍基地あるところ、娼婦あり。韓国では、洋公主と呼ばれる、米軍兵士と結婚した女たち。基地と売春を追う。

    あとがき――戦場は異国ではなく、足下にある(二〇一六年六月末日 八木澤高明) 343
    →マイナンバー制度によって、より地下化する売春。かつて見たアメリカに住む日本人娼婦も、地下化した売春であった。社会制度、そして色街も消えてアメリカ化していく中、戦場も異国から足下に移ったのではないか。

    主要参考文献 [353ー355]
    写真について [356]

  • 生活のために売春を余儀なくされる女性がいることは認識していたが,一連のレポートを読むと何とも言えない気分になる.ネパールの場合,デウキと呼ばれるお寺に女性を監禁する習慣がある由.中国の事例が最も悲惨.国の政策でエイズが蔓延している.それに比べて韓国の場合は比較的許されるレベルか.それにしても長い時間と類まれなる根気で出来上がった本だと思う,

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娼婦たちから見た戦場 イラク、ネパール、タイ、中国、韓国はこんな本です

娼婦たちから見た戦場 イラク、ネパール、タイ、中国、韓国の作品紹介

世界の姿は、最古の職業・ 娼婦たちが知っている。

<本書に登場する娼婦たち>

●イラク戦争下で生きるパンパンガール
●イラク宮廷にいたロマ・ガジャル
●デウキ。寺に捧げられ娼婦となったネパールの女たち
●インドの売春窟に売られる少女
●ヒジュラ。第3の性の娼婦(夫)たち
●売春カースト・バディ村の少女
●タイ、クーデター下で働く農村出身の娼婦たち
●中国の戸籍なき女、黒孩子 
●洋公主、韓国の米兵相手の娼婦

 戦争、圧政、貧困。その現場には常に娼婦たちがいた。
 国が体裁を整えるとき、はじめに手をつけられるのは、常民ではない人々であることは世の常である。常に緊張を強いられる、極限状況で暮らす娼婦たちの眼から、世界はどのように見えているのか。
 国家、軍隊、階級、習俗、貧困。人を縛るものが溢れる世で生き続ける女たち。
 米軍あるところ、常に娼婦あり。
 戦場の片隅に暮らしていた女たちが、戦場とは遠い異国にあるのではなく、常に暮らしている社会の中にあるものだと、私たちに気づかせてくれる。
日本も70年前は戦争状態にあった。そして、戦場は形を変えて日本にも既に入り込んでいるのだ。

 15年以上に及ぶ紛争地取材が生んだ、現場ルポの決定版!!

娼婦たちから見た戦場 イラク、ネパール、タイ、中国、韓国のKindle版

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