深海カフェ 海底二万哩 2 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 265
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041035672

作品紹介・あらすじ

池袋のサンシャイン水族館の中に密かに存在するドア。その向こうは「深海カフェ」。店主の深海(ふかみ)と常連客の倫太郎(りんたろう)は、店に訪れた引きこもりな青年(第一話/マーメイドカップケーキ)や婚活に疲れたお姉さん(第二話/マリンスノースープ)のために、大切な宝物を心の海から探してあげるのだが……。海の底で深海とはぐれた倫太郎は、不思議な雰囲気の少年シータに出会う。深海のもとに導いてくれたのだが、深海や執事のセバスチャンはなぜかシータを警戒するのだった。数日後、いつものようにカフェを訪れた倫太郎だが、その日は店の雰囲気が違っていた。深海の姿はなく、誰もいない暗い店内はまるで何年も閉店していたかのように、うっすらホコリが積もっていた。「一体、どういうこと……?」やっと姿を現した、執事のセバスチャンを問い詰める倫太郎だったが……!?

感想・レビュー・書評

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  • ついに深海の正体が判明…!!けっこうドキドキしました、そうはならないと分かっていても仲悪くならないで〜!!とずっと思いながら読んでました
    あと新キャラの子が、敵ポジではあるし性格は良くないけどビジュとかがかなり好きです

  • 2巻目にしてハラハラドキドキ。深海とリンちゃんの仲が壊れるかと思った。
    深海を追いかけるリンちゃんがかっこいい。深海はちょっとダメな大人な感じ。
    深海の正体が判明。新キャラも登場して、今後は話のスケールが大きくなるのかな。

  • 20190831読了。
    2巻はちょっとハラハラドキドキした!
    リンちゃんがとっても格好良かった。
    深海は本当良いキャラしてて好き。
    セバスチャンにあげたプレゼントとその時の事を詳しく知りたいなぁと思った私でした。

  • 二巻。

  • 「マーメイドカップケーキ」
    本当に捨てられてしまったのは。
    理由はあったにせよ人の物を勝手に捨てるという事は、それらの物と一緒にその人が過ごした時間も共に破棄していることに気付いてほしいな。

    「マリンノースープ」
    年齢と共に忘れていた感情。
    確かに歳を重ねる事に結婚という言葉に惑わされて、恋愛から始まる恋をするという感覚が無くなってしまうのかもしれないな。

    「深海チョコレートパフェ」
    弱り切った彼の正体。
    彼ら二人が分かり合える日が来るとは思えないが、同じ深海に住みし神なのだから少しでも近付ける日がくるといいな。

  • 深海さんの正体が大空兄ちゃんを食らった生き物じゃなくて良かった。
    しかし倫太郎、あれだけ耳を貸すなって忠告されていたシータとあっさり契約しちゃうだなんて。
    しかも深海さん、契約によってもらった薬を使わず人間に戻っちゃうし・・
    契約の意味がない

    でもそのやり取りがあったから倫太郎にとって
    深海がどれだけ大切なのかが分かったのかもね。
    深海の正体に胸がときめく。
    組み合わせが個人的にツボ

    シータはこの先完全な敵キャラになるのか
    シーたんというキャラになるのか・・

  • ■あなたの心の海に落とした、大切なものは何ですか?

    池袋のサンシャインシティ水族館で、展示通路の壁に見つけた不思議なカフェの扉。いつのまにかそこの常連となっていた僕、来栖倫太郎は店主の深海とともに、客が心の海に落とした『宝物』を捜すようになっていた。その日もいつもと同じように扉を開けた瞬間、店内の様子が変わっていることに気がついた。深海の姿はなく、まるで何年も放置されていたかのように、暗く分厚く埃が積もっている。一体何が起きたんだ……!?

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著者プロフィール

作家

「2023年 『怪談都市ヨモツヒラサカ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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