さわらびの譜 (角川文庫)

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著者 : 葉室麟
  • KADOKAWA/角川書店 (2015年12月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041036495

さわらびの譜 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 2016-001
    久しぶりの葉室麟。
    装丁による衝動買い。一晩で読めた。

    「わたくしの想いは一筋の矢のごとく、一点の濁りも歪みもない直ぐなるものにございます。」

    結末に涙がこぼれた。良かった。
    三十三間堂の通し矢、見てみたい。

  • わかりやすさが爽快で読後感最高。

  •  んー、並の作家なら星4個にするところだけど葉室麟だからなあ。たしかに最後の千射祈願のシーンは圧巻で、感動のラストではあるが、そこに至るまでがいまひとつ。伊也と初音のねじれた関係がのどに刺さった小骨のように読んでいてざらざら引っかかる。その割には予定調和が透けて見えるのも薄っぺらだし、であれば余計なツイストを入れないで伊也と清四郎の物語にしてしまったほうがすっきりしてよいのでは。それではさわらびの譜にならないのか。文庫解説にあるように走れメロス的であるといえば藩主の屈折した心模様など納得する部分もあるものの、明快さにおいて遠く及ばなかろう。この作者にしては中途半端な気がする。

  • これは作者が映像化を念頭に置いて書いているでしょう。

  • かなりロマンチック^^;
    あらら・・・な感じが否めない

  • いつもの沁み入る奥深さと感動の度合いは今一つ、、エンタメ感が強いかなぁ。潔癖さと美しさを求めた極上のラブストーリーかつファンタジー、、葉室版♪。

  • ひとすじの道は何か眩しい。心が洗われる。

  • 主人公は有川家の「弓矢小町」と呼ばれる伊也なのだけど、その妹である初音のいじらしさが可愛らしくて好感が持てた。悪役はところどころ登場するものの良い意味で鬱屈を抱え込んでおらずあっさりしていてストレスを感じない。この作者の直木賞受賞作である『蜩の記』もこの調子なら期待できる。

  • この著者の作品は初めて読んだけど、とても爽やかな一冊でした。
    時代物なのに、主人公の女性がかなり強気ではつらつとしていて凛々しい。
    が!妹のほうが好き。

    2回は読まない

  • やっぱりダメか。
    ネットで見ると評価は高いのですが、私の目では「ここまで堕ちたか」という感じ。
    とにかく事件が起き過ぎます。
    悪家老とバカ殿の陰謀とも呼べぬ無茶な策略に踊らされる腰の座らぬ主人公たち。ヒロインは浅慮で独りよがりな我儘ものだし。
    一例。
    座敷牢に幽閉されたヒロインの弓が唯一の戦力である家に身を寄せる浪人を始末するのに、家老が派遣したのが三人の弓道家。雨戸を庭から弓で倒し、ヒロインと三人の弓勝負という場面。そもそも何で弓なのか。剣の使い手を送れば、雨戸を倒さずヒロインから身を隠したままで浪人者を打ち果たすことが出来るのに。さらに、この事件で武芸の嗜みのないヒロインの妹を傷つけ、浪人の部屋に火矢を撃って火事にしながら、あれは「武芸の面目による争い」「家人を殺傷する意図は無かった」で済ましてしまう矛盾。
    デビュー当時の葉室さんには情緒がありました。それが今は「こう書けば面白かろう」という思い付きばかりの強引なストーリーのエンタメの大量制作です。
    もったいないなぁ。もう、手を出すことも無いかな。

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さわらびの譜 (角川文庫)の作品紹介

「わが想いは一筋の矢の如し、届け――!」

扇野藩重臣有川家の長女・伊也は、藩随一の弓上手、樋口清四郎と渡り合うほどの腕前。競い合ううち清四郎に惹かれていく伊也だったが、妹の初音に清四郎との縁談が持ち込まれる。伊也とのあらぬ噂により、藩主の不興を買った清四郎の汚名をそそぐため、伊也は清四郎と弓勝負で立ち合ううことに――。有川家に身を寄せる謎の武士の正体とは。姉妹の揺れる想いの行方は。くすぶる藩の派閥抗争が彼女らを巻き込む。
高潔な志が清々しい感動を呼ぶ、時代長編!

≪熱き信念が胸を打つ、扇野藩シリーズ≫

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